「畑の脇に耕運機や農機具入れられて、人が集まった時のイベントスペースになるような倉庫つくれる?」というご相談を昨年末に頂きました。年末でバタバタしておりましたが、いろいろ調査し、報告打合せへ行ってきました。
農業&イベント用倉庫プランニング
お施主さんから、ざっくりと検討した倉庫の図面をいただきました。屋根勾配をどうするか?倉庫の南側へ広い下屋をつくり寄り合い時の集まるスペースをつくりたいというご要望です。
農業関係建物は、シンプルに機能的にコストを抑えてどうつくれるかが問われます。震災前後に設計させていただいた、生木葉ファーム堆肥小屋があります【こちらをご覧下さい】。こういう建物は骨組のつくり方やDIY部分をどうするか考えるのが非常に面白いんです。
取り急ぎ、ざっくりと工事費を算出するための小屋プラン作成しました。大きな瓦屋根ですべて覆うかんじです。瓦使うとコストかかるので、やはり折半屋根かな?などこれからの検討次第です。面積が広いので予算にあわせるため、これからつくり方の検討が必要です。
農地に建てるときはいろいろ制限あります
今回建てる土地のことを調べると「田」ということが分かりました。農地に建物を建てるには、農家でなければならないことがあったり、都市計画法29条の確認など様々な手続きも必要なことが分かりました。
お施主さんに、それらの制限等を確認したところ、農地の問題を教わりました。
お施主さんが保有している農地と借りている農地があること。借りている農地という部分が難しい。所有者が高齢すぎたり、きちんとこれから手続きを行う際に対応できるのかどうかということ等があることが分かりました。その他にも農地の権利関係や相続の問題などいろいろ伺えました。高齢化、相続、農地問題。これからもっと大変な時代になりそうです、、、
これから一つづつ条件を農業委員会などへ問い合わせ検討していくことになりました。
住まい建物相談お土産野菜
今回は農家さんだったので、お土産野菜は持参しませんでしたが、住まい&建物相談いただけましたら、きたせ農園の無農薬有機野菜をお土産プレゼントいたします。ご相談は、初回無料です、お気軽にご相談ください。今の時期は、カラフル大根、ニンジン、白菜、ミニキャベツなどがありますよ。寒くなるごとに甘み増す人参は生でも美味しく、おススメです!そろそろ夏野菜苗づくりの準備もせねばです。