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古民家改修OKハウス。サッシはめ込んだので、居間の天井施工です。既存の天井裏へ下地づくり。見上げながらの作業だし、その場所ごとに梁などにあわせてつくっていかなければならないので大変な作業です。
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今までは天井で隠されていた梁を今回はあらわしにするため、天井や壁にはしっかりと断熱材を充填しています。天井は2枚がさねです。梁が入り組んでいるところは何かとおさめるのが大変です。しかし、大空間で立派な梁をみせながらも冬温かく夏涼しく快適な部屋にするためには、隅々断熱材が必要になります。
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既存の梁まわりに下地が組まれます。
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当初は屋根勾配と同じように天井を貼り上げようと考えていましたが、大工さんと相談しながら一番高いところはフラットにしました。大梁を見せるのであれば、問題ないことや、コスト調整の意味合いもあります。とにかく手間がかかることは、見ていて実感します。
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断熱材が充填完了したら気密シート施工です。見上げながら、梁をまたぎながら、二人がかりで貼り合わせです。
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気密シートの室内側から杉板を張り上げて天井の完成です。白木の色と古い梁の色合いがいいかんじです。当初は、天井板に古色を塗ろうと考えていましたが、お施主さんと大工さんと見上げていると、この方が明るくていいかんじなので、梁だけ塗装することになりました。見ごたえあります!

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