いわき市でリフォーム&リノベーションNAOSUMU・ナオスム情報UP

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いわき市でリフォーム&リノベーションNAOSUMU・ナオスムページを環デザイン舎HPへUPしました。【NAOSUMU・ナオスムページはコチラ】

いわき市内でリフォーム&リノベーション設計に関わる機会が続いたことと、住まい相談でリフォーム相談が多いことから、新築以上にリフォーム&リノベーションは住まい手さんにとって分かりにくいものなのかも知れないと感じています。リフォーム&リノベーションの場合は、もともとの住まいを基に考えるため、個別の条件が千差万別で独特な場合が多々あります。そのため、住まい手さんが書籍やWEB上にある情報では、判断できなかったり想像しにくい部分がたくさんあると感じています。

いわきの住宅は大きい家が多い。先祖代々からの住み継ぎをどう考えるのかということも、地域の特色だと感じています。そのためにも、大きな住まいをどう考えるのか、予算に応じた考え方、効率的な改修方法の考え方などを伝えられれば、住まいに応じたよりよいリフォーム&リノベーションが取り組めると感じています。

また、リフォーム&リノベーションのテーマは多岐にわたるため、事例を通して伝えたほうが分かりやすいと感じたので、今までに設計した物件などをもとに、コラムで紹介していきます。また、気軽に検討を始められるように、無料のリフォーム&リノベーション相談も受け付けていますので、【お気軽にお問い合わせください】

リフォーム&リノベーションコラム3点UPしました。

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【新築よりフルリフォームは格安?構造躯体と基礎コスト】
フルリフォームは新築と比べとても安いのか?ざっくりとですが、比較してみました。

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【5つのリフォーム条件整理】
住まいや住まい方をリニューアルしたいけど、どこから考えていけばよいのか?を整理しました。

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【フル・エリア・ポイント リフォームは3種類】
リフォーム工事範囲は、住まいの全部、一部、部分を予算と要望に応じて決めるのがコツです。

リフォーム&リノベーション設計のプロセスを思い出すと、いろいろ紹介したいことありますが、コラムが三日坊主にならないよう、コツコツ書いていこうと思います。よろしくご覧くださいませ。



夜はオレンジ光でゆったりと昼はホワイト光でさっぱりと調色照明

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店舗を住宅へリフォームTTハウス。住んでみてその後。リビングダイニング照明の色を調整したいというご要望をいただきました。リフォーム計画中に【YHハウス】などのオレンジ色の照明をご覧いただき、温かみのある感じの光を要望いただきました。しかし、リフォームでは開口部が元の建物の位置を再利用するため、リビング側は良いのですが、薄曇りの日にはダイニング側が少し暗くなるため日中でも照明をつけることになります。

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オレンジ色の光は夜とてもリラックスできるので、お勧めなのですが、日中では少し気分が変わります。小さな子どもさんが折り紙づくりやお絵かきするときなどは、やはり白い光の方がいいなとなりました。照明の色を変更できるか調べてみると、パナソニックでシンクロ調色照明がありました。【シンクロ調色サイトはこちらへ】

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日中でも照明がほしい天気の日がありますよね。また、リフォームの場合や敷地条件によっては、必ずしもダイニングやリビングが南に面するともかぎりません。今までは、白色の光の照明一辺倒でしたが、オレンジ色の照明の方が夜リラックスできるので要望が多いのも現状です。一つの照明で調整できる器具を選定するのは大事です、今後の標準仕様にしていきます。

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照明器具だけではなく、電球を取り換えるだけでもできます。スイッチをONOFFするだけで色が変化します。これは便利です。【光色切替LED電球サイトはこちらへ】

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ダウンライトは、電球だけの交換ができないため器具を交換しましたが、ペンダントライトは器具そのままで電球のみ交換しました。これで、白色な光とオレンジな光をスイッチで簡単に調整できるようになりました。住まいの光の質も大切です。同じ住まいの空間を光の質で変えられるのは、お得だなと実感です。



田植え体験イベントは雨でキャンセル対応難しいがカレー対応

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ineの会、田之網集落での今年の田のあみ米田植え体験イベントは雨にやられつつも無事開催できました。【イベントの様子はコチラ】イベント当日は小雨でしたが、雨脚も弱かったのでずぶぬれになることもなく田植えできました。しかし、前日に予定していた小学校の運動会が田植えの日に延期となり、田植えイベント開催前日夜にキャンセルが続出した時はあせりました。ランチの段取りや田植えの段取りが変わってきます。それだけ、小学生の子どもさんに田植えをさせたい親御さんがいることも実感です。
体験イベントのキャンセル問題は難しい課題です。今回は人数多く大変でした。事前に参加費振込で、前日キャンセルの場合は体験料いただきますとできればよいのですが、そこまですると、事務処理などが増え、私の作業量も増え、続けにくくなります。幸いお申込みいただく皆さんは、早め早めにご連絡いただけることと、子どもさんの急な発熱はよくあることなので、変化の幅をどう見込むか、変更あっても対応できるような準備方法を模索しています。開催地の田之網集落への負担を減らし、続けられる方法を見つけていく必要もあります。その一つが、ランチのスパイスカレーです。
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スパイスカレーは、独自ブレンドのスパイス、水、塩、肉、野菜でできています。
・カレーは、ご高齢の方から小さな子どもさんまでみんな喜ぶメニュー。
・お米をおかわりしてたくさん食べてもらえる。
・スパイスを自分でブレンドするので、添加物、化学調味料なし、ほぼアレルギー食材なし。
・旬な食材を活用しやすい。トッピングは自由自在。
・量を多めに作っておけば、人数変更にも対応でき、余ればおかわりになります。
・BBQは当日の作業が多くなりますが、カレーは当日は温めるだけで対応できます。
・具材やトッピングに料理のコツが入っていると、料理始めたお母さんの参考にもなるようです。
農業体験イベント開催ランチにお試しください。



3代目+4代目による多彩な情報発信力

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郡山の鈴木農場・伊東種苗店さんのHPをリニューアルしました。PC、スマホどちらへも対応するHP構成です。今年の春より、4代目が農大卒業を経て家業を継ぐことになり、情報発信のデザインもリニューアルです。【鈴木農場・伊東種苗店HPはコチラ】。3代目と4代目のそれぞれの情報があるので、非常に情報量が多く、多方面の方が見て読んでためになる内容です。また、これから夏野菜などが始まってくると、旬の野菜情報なども楽しみです。個人的には、播種時期や品種など勉強になります。
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4代目、鈴木智哉さんは、日々の農作業や野菜情報などをinstagramで、鈴木農場・伊東種苗店の季節の情報をFacebookで情報発信しています。
【suzuki nojo instagramはコチラ】
【suzuki nojo Facebookはコチラ】
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三代目、鈴木光一さんは、視察受入や講師を行うとともに、最近、タキイ種苗のHPで連載が始まりました。WEB上に掲載できない部分は、PDFでダウンロードやカタログに記事が掲載れています。
【タキイ種苗連載はコチラ】
3代目と4代目それぞれの視点やノウハウから多彩な福島県・郡山野菜の魅力が発信されています。ぜひ、ご覧ください。
 



公共建築物の木造と鉄骨造コスト比較データ公開になりました

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公共建築物の木構造と他構造の比較設計を行い、コストはどちらが高いのかを比較検証する事業の概要報告が公開されました。比較対象となったのは、認定子ども園、保育園の2物件になります。全国的に、木造化事例の多い保育園用途の検証が行われました。

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【結果は、木を活かす推進協議会HPのこちらのページの下の方からダウンロードできます】

よく、公共施設の木造化を進める際に、「木造は高い!」という反対意見がでることで、木造化が進まないという要因もあります。そのため、本当にそうなのだろうか?ということを検証した事業結果です。
【事業の概要と募集時の要項等は、木を活かす推進協議会HPのこちらのページへ】

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全部で14ページに比較の概要と結果などがまとめられています。
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保育室と遊戯室という二つのタイプの建物についてもともと木造で設計し建設されるもの、建設されたものを鉄骨造で置き換えた場合にどちらの方が高いのかという比率を示しているのがこちらの結果になります。基本的に、木造が安い結果が出ています。
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検証結果がこちらにまとめられています。
単純に木造が安い、高いということではなく、求める空間の木質感が必要な場合のコスト結果であったり、スパン特性などもあります。用途や規模、求める空間の質に応じて構造の選択が必要なことが分かります。今後、木造化を推進していく上で、「木造は高いから違う構造にすべきだ」とい方に対し、木造は必ずしも高くはないですよということを伝える資料ができました。今回、この情報をまとめる作業に関わらせていただきましたが、検証中に出てくる金額を見ながら、漠然としたイメージだけでの判断ではなく、数値、金額によるデータ、資料の重要性をあらためて実感しました。ぜひ、ご覧ください。



築250年古民家エコリフォームOKハウス竣工

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築250年以上の古民家断熱&バリアフリーリフォームOKハウス竣工しました。
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工事前は、居間に天井が張られていました。お施主さんが、子どもの頃は天井もなく、梁が露出していたので今回のリフォームでまた、梁を出したいということで断熱改修を行いました。
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お施主さんは、90歳になる母親(ほぼ車いす生活)を在宅介護していましたが、段差が多く広い古民家では、介護が大変でした。玄関から左側(西側)の昔土間だった部分をリフォームしており、日中の生活拠点となっていました。冬は寒く、小屋裏に小動物が忍び込み駆除なども大変で、大きな古民家での生活に苦労をしていました。
環デザイン舎にご相談いただき、提案させていただいたのは、おそらく昭和に増築された部分は利用しにくいので解体減築し、玄関より右側(東側)のエリアを断熱区画改修範囲としその中で生活が完結する間取りとすることで、建設費を下げ、バリアフリーへも対応する提案を行いました。
古民家の間取りは、いわきに昔からある民家の間取りです。旧プランで納戸だった部屋は、居間や床の間などと比べると簡易な材料で作られていました。そこで、旧納戸を新たに浴室、便所、洗面へプラン変更することで材料を更新し、寝室からも近くすることで介護や日常生活の移動距離を短くすることができました。
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グラウンドピアノがある居間。音の響きは格別です。
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寝室の建具は再利用しています。障子紙は、保存されていた遠野和紙ばり。
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水まわり。便所の天井には、古い便所に使われていた一枚板を再利用しています。
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工事中の様子。生活エリアをしっかりと断熱区画・断熱工事しています。
【この他の写真などはHPもご覧ください】



古民家色はベンガラ色

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古民家リフォーム。建具枠工事がおさまったところで、塗装工事です。
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建具枠、敷居、無垢フローリングへ塗装していきます。今回の塗装屋さんは、塗装の知識と経験豊富でいい仕事してくれました。
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露出した梁や古い木戸などを、他の柱梁とバランスを整えた色調に整え再塗装しています。
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一番大きな建具が塗装されることで、ツヤや色調が一段と良くなり生き返った感じがします。建具の表情自体がインテリアの大きな構成要素なので、塗装の重要性を実感です。
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塗装屋さんと話しをしていろいろ教わりました。いわきの塗装屋さんの親方で塗装の知識と経験豊富なところがあり、そこで修業されたこと。古民家の色合いを整えるには「べんがら」が必要なこと。通常のペンキで塗ってしまうと古材の独特な色合いが出せないことなどを教わりました。なるほどです。確かに古民家再生された物件を数件見学したことがありますが、古材の色味で気になっていたことの理由が分かりました。古い建物を再生する技術は、昔からの技術を学んでいる職人さんに教わることが大切です。
他にも、木の樹種によって塗料ののりが異なること。今後建具の樹種と塗料指定の必要性も実感です。別な工事でも塗装屋さんが指定できれば、またお願いしたい塗装屋さんです。



古建具を活かし断熱エリア区画づくり

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古民家改修OKハウス。玄関から居間へ入る部分の建具は、古い建具を再利用します。しかも、昔つくられた遠野和紙が保存されていたので、その和紙を張り替えています。
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建具設置のために、鴨居の調整。もともとは囲炉裏のある居間と土間の間には建具がなかったので、大きな梁の下の鴨居は後からつくられたと考えられます。そのためか、年月と共に鴨居が下にたわみ隙間ができていました。大工技を見られました。鴨居の上部を削りながら調整し、下から押し上げ調整です。
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大きいところでは1センチ以上の隙間があったのですがなくなりました。これで建具もスムーズに引き分けられます。古民家改修では、想像以上に枠周りの調整がこのほかにも、建具のある所はほぼ調整や新たな枠作りとなりました。躯体のゆがみやそりなど、250年分の動きを実感です。その分、大工仕事も一番手間暇かかったかもしれません。
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古建具を入れる部分は、居間と玄関廊下の間になります。このラインが断熱区画ラインになります。そのため、居間側には古建具が見えるようにし、廊下側には断熱壁を設置します。赤い断熱材は、北側壁へ充てん中のところです。断熱区画ラインについては、【熱を仕切る断熱エリアコラムもご覧ください】
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工事中に大工さんと、柱間でどの部分を壁とし、他を出入口にするか、建具の寸法測って枠の位置を寸法だしして決めました。ちなみに、床合板の上に書いて検討打合せです。
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同時進行のフローリング貼り。面積が広いので、大変でした。実は、先ほどの建具おさまり図の上からフローリングがその後貼られてしまい、大工さんが「再確認しようとしたら図がなくなりあせったよ」と。もちろん、問題なく建具枠は設置されていました。
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間仕切り壁へも断熱材が充てんされました。内装仕上げボード貼りが進みます。



「大きな建物を程よく仕切る」断熱リフォームプランBefore→After

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店舗を住宅へエコリノベーションとして、いわき家ナビHPへTTハウスを掲載いただきました【HPはコチラ】。TTハウスは、最初にいわき家ナビ住まい相談にお越しいただき、店舗を住宅にリフォームできるのでしょうかというご相談を受け始まったプロジェクトです。その経緯などもご紹介いただいています。
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今回のリフォームプランBefore→Afterについて。【インテリア写真はコチラ】
もともとの建物は、地域の方が集う料理店の建物。お施主さんのお父様が建てられたお店でした。柱や梁は太いものを利用し、カウンターや床の間の材料はケヤキなどのいい材料を使った建物でした。建物自体の傷みも少なく、解体するにはもったいない建物でした。お施主さんは、店舗として手放すことも考えましたが、住まいとして活用できないのかどうかというご相談をいただいたことで、店舗を住宅へエコリフォームを行うことになりました。

「大きな建物を程よく仕切る」
これが、今までの資産である先代からの建物を住継ぐコツだと思います。浜通り、いわきでは、ご先祖やご両親が建てられた非常に大きな建物・住宅がある場合が多く見受けられます。しかし、住まい手の高齢化や世代交代で住み続けるのには、広すぎる、冬寒すぎる、二世帯になっているなどの課題があり、改善方法の住まい相談をよく受けてきました。
住み継ぎの提案としては、ご予算に応じて「大きな建物を程よく仕切る」リフォームを提案しています。今回のリフォームでは、店舗を約半分に区切り、主な住居スペースを断熱エリアとして仕切ります。そうすることで、古い建物でも今の省エネ性能以上のスペックで快適な住まいとできます。残りの既存部分は、納戸的な利用や客間、将来的に次世代がリフォームするなどの可能性が広がります。
今回のプランでは、元々厨房エリアに、住宅の台所、洗面所、浴室、便所を集約することで、水道やガス、排水などの更新を行いやすくしています。また、厨房わきの倉庫は、台所の倉庫としても利用しやすいので倉庫利用しています。しかし、この部屋は断熱ラインから外側にすることで、野菜や漬物など冬季に寒さがほしいものでも安心して貯蔵しておけるようにしています。

程よく仕切るには、間仕切りで区切る意味と、断熱エリアとして区切る意味の2種類があります。断熱エリアとして区切ることについては、「浜通りな家づくりのコツ!」でご紹介していますのでこちらもご覧ください。【断熱エリアコラムはコチラ】



店舗を住宅へエコリフォームTTハウス竣工

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店舗を住宅へエコリフォームTTハウスが竣工しました。ダイニングとリビングです。
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家具を入れると雰囲気が出てきます。
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キッチン、水回りエリアです。冷蔵庫や調理家電を設置する造作家具。カウンター下部には無印ダストボックス収納できます。
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勝手口と家事コーナー。室内物干し設置してあります。調理家電置きカウンターの裏面は、ミシンカウンターになります。
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水周り。浴室は、ハーフユニットバスにヒバ板ばりです。
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寝室は、間接照明としベッドヘッドには、スマホ充電コンセントつきカウンターです。
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子ども部屋からは、里山風景が望めます。
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納戸に設置した合板仕上げ階段。既存窓からの光が特徴的です。
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玄関と畳コーナー。
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床の塗装は、塗装屋さんに指導いただき、お施主さんと現場監督さん、私で塗装しました。子どもさんは、カウンターなど塗るのを楽しんでくれました。
これから外構工事と薪ストーブ設置がありますが、無事引き渡し、引っ越しとなりました。
リビングダイニング、水まわりの壁と天井へ塗った中霧島の調湿する感じや高断熱な住み心地がどうか。新しい住まいの住みこなしが、子どもさんの成長と共にどのように育まれていくのか楽しみです。

その他の写真は、環デザイン舎HPへも掲載していますので、ご覧ください。【環デザイン舎HPはコチラ】



会津材を活用した木造建築の手引き<中大規模木造建築物編>できました

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昨年より取り組んできました、会津材を中大規模木造建築物へより活用していけるよう、調査取りまとめを進めていたプロジェクトの成果がまとまりました。
「会津材を活用した木造建築の手引き <中大規模木造建築物編> 平成29年3月 会津林業活性化センター」
こちらの手引きは、環デザイン舎のHPからダウンロード可能です。【ダウンロードHPはコチラ】

限られた時間の中でより地域性を反映した内容としていくために、地元の木材関係者の方や自治体関係者、設計者の方からのヒアリング内容などを取りまとめています。地元情報とともに、技術支援事業等で得られた情報等も加えています。これから、会津管内で木造公共施設等の建設を計画している自治体の方にご覧いただき、取り組んでいただきやすい内容となっています。

今回は、会津材コーディネート事業という仕組みをつくり、手引きをより効果的に活用できるよう、会津材コーディネーターがサポートしながら取り組めるような考え方もまとめています。これから、具体的にどのように展開していけるのか楽しみです。

会津エリアでは、地域材木造が分離発注で取り組まれる事例が多く、先に取り組まれた事例があると近隣地域でも広がっています。これからは、木材関係者が計画初期段階からかかわる事例が増えていくことを期待しています。会津産丸太を活用することが、地域循環によいことを全員が共通認識し取り組んでいただければ、よりよい地域材木造施設が実現すると思います。



木造化情報もりだくさんの技術支援成果報告会でした

先月の3/7に林野庁補助事業の設計段階からの技術支援事業の平成28年度成果報告会が開催されました。
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支援を行った全国の8団体の成果報告が行われました。私が支援に関わった、松江市からは、市の方と製材所の方に参加いただき、地域材の特徴や地域材活用のための体制作りや方針がまとまったことをご報告いただきました。
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もうひとつ支援で関わった米原市では、継続支援により、地域材の分離発注と品質管理方法が整理されたこと。地域材の利用促進マニュアルがまとまり、次なる物件への展開が等が報告されました。
平成28年度の支援では、初めてのところ半分と継続支援のところ半分でした。継続支援先は、今までの支援成果の蓄積もあり、地域による地域材活用のための情報や取り組みプロセス情報をまとめる動きが新たに見受けられました。各地域でまとめた資料は、これから取り組む自治体等に非常に参考になる資料だったので、まとめ報告書へ参考資料として掲載することになりました。来月あたりには、木を活かす推進協議会HPからダウンロードできるようになると思いますので、ご確認ください。
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公開ワークショップでは、熊本県の木造設計アドバイザーの坂田さんより熊本県での木造化の取組と木造設計アドバイザーの仕組み等をお話しいただきました。全国的に見ても唯一ではないかと考えられる、中大規模建築物の木造設計アドバイザーと仕組みです。しかも、それらの情報も含まれている、「くまもと県産木材による木造建築物普及の手引き」がダウンロードできることも教わりました。こちらも参考になる手引きです。
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もうひとつは、こちらも林野庁補助事業である、木造公共施設を他構造に置き換えた場合にどちらの建設費が安いのかという比較を行う事業の成果経過報告がありました。よく木造施設は、鉄骨造や鉄筋コンクリート造より高いという理由で木造化が進まないことがあるので、本当にそうなのだろうかということで検証した事業です。成果は、こちらももう少ししたら一般公開され出しますので、もうしばらくお待ちください。木造化したくなる成果が得られているとおもいます。
もりだくさんな木造化情報のある成果報告会でした。成果報告会の情報も盛り込んだ年度末まとめもほぼまとまってきました、これから成果が公開され、また本年度木造化技術支援等へつながると思います。取り組めば取り組むほど次が見えてくる、地域材活用の中大規模木造の魅力があります。