木造支援で秋田県大館市へ行ってきました。
なかなか訪れる機会が少なかった秋田県北エリア。いわき市から青森へ新幹線で移動し南下するルートで行ってみると、青森県と大館市は近く生活圏が重複しているんだろうなと感じます。

秋田犬会館で秋田犬に会えました

大館市で楽しみだったのは、秋田犬ときりたんぽ鍋。地元の方に伺うときりたんぽ鍋は自宅で食べるものでわざわざ店では食べないとのこと。きりたんぽを丸めたバージョンの「だまこもち」もオススメとのこと、次回探してみます。
しかし、それ以上に心惹かれたのは秋田杉の樽と桶でした。

市内の製材所見学に伺った沓澤製材所さんでは、秋田杉の板材の他に秋田杉の樽と桶も製造されていました。以下が、沓澤製材所さんのHPです。

製材所の様子
桶樽工場内の様子

そもそも、桶と樽の違いがあるって知っていました?
桶は何度も使う。丈夫に作られていて水分を短期間ためる容器。
樽は数回しか使わない。簡素なつくりで醸造品を運ぶための容器。

だから。桶と樽ではつくり方が異なるのです。昔は職人も別々だった。

また、秋田杉が材料として理想的なのは歴史的な背景もあり、千葉県で醤油を作り出した時代、昔は京都奈良で醤油と共に樽桶づくりも盛んだった。千葉で材料を関西から取り寄せるより関東や東北でいい材料はないかと探したところ秋田杉がよいとなったとか。

桶は製造過程で逆さにしして保管されています

しかし、日本全国でも木製の桶や樽をつくれるところはほとんどなくなっていて、沓澤さんのところには全国から依頼が来ています。
しかも、普通に桶や樽で利用するだけでなく、海女さんが利用する浮き樽や太鼓、クリーニング店の糊を保管する容器利用など用途も様々。木製であることのメリットが見込まれています。

沓澤さんが桶や樽づくりを続けらているのは製材業と共に歩んでいるから。地域の文化や歴史、秋田杉活用につながる取り組みに魅惑されてしまいました。

しかしこれからの問題は、桶や樽をつくるための道具の刃物をつくれるところがなくなると続けられない可能性が出てくること。確かに工場には変わった形の道具が多数ありました。

秋田杉の桶へいわき市の味噌を入れて使います
中蓋つき

秋田杉の桶に興味が沸き、工場で見せていただいた一番小さい桶を購入。いわきのヤマブンさんの味噌を入れて秋田杉桶による変化を味わいたいと思います。実際に使ってみると、味噌が杉桶に入っているだけで、味噌汁をつくった時に美味しく感じる楽しみあります。

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