水道水が熱いご相談
暑い日々が続きます。久しぶりの雨で気温も下がりほっと一息な今日この頃。
住まい相談は、初めてのお客さんだけではなく、以前設計させていただいた、お施主さんからの相談もあります。最近、築2~3年のお施主さんからご相談ありました。「仕事から帰って来て、水道水を出したのですが、熱い!んです。」
竣工後時間がたっていて、起きた現象なのでびっくりしました。図面を確認しても、原因が分かりません。ネットで調べ、工務店と相談してたどり着いた原因は、水道本管が温められ、水温が上がっているのではないか?早速、お施主さんへ、ご近所の方も同様な現象が起きているか確認していただきました。すると、ご近所も同様な現象が起きていました。
施工不良ということではなく、大元の水道本管が原因だったので、いかんともしがたい結果でした。
水道局へヒアリング
水道水が熱い原因が想定されましたが、水道局での対応はないのかヒアリングへ行きました。すると、同様の現象がいわき市内各所でも起こっているとのこと。ある地域の方からは「水道水が熱すぎて、魚さばいていたら、煮魚になっちまう!」なんてクレームが来るくらい、熱いのです。
水道局へ相談したところ、担当エリアの職員の方がすぐに、現地確認してくれました。住宅近くの消化栓からも水温を確認したところやはりぬるいとのこと。職員の方が想定する原因等は以下でした。
・古い地域だったので本館深さは1.2m。古い地域の方が深さが深いというのは初めて知りました。
・今回の地域が、水源からの距離が遠いため、たどり着く過程で水温が上がりやすいのかもしれない。
・地域で水道を使う量が少ない場合は、水の動きが少ないため温まりやすいことも考えられる。
・温泉の配管がある地域なので、地温が下がりにくい部分があるのかもしれない。
・どちらにしても近年まれに見る猛暑の影響。
・水温を下げる方法は基本的にはない。
何ともしがたいのですが、原因は分からないより分かるほうが安心です。私も住まいに関する様々な現象を学ぶことができ、今後の住まいづくり、住まい手さんへの対応力UPへつながります。お気軽にご相談ください。
8月の住まい相談お土産旬野菜
住まい相談いただいたお客さんや打合せお客さんへ、きたせ農園の旬野菜お届け中。雨降らなく、野菜も可哀そうですが、とうもろこし、ナス、ピーマン、ズッキーニなど収穫中です。
住まい相談は、いろいろあるもので、只今、リノベーションしたお宅の屋外の特定の場所に、ネズミのフンらしきものがあり、ネズミの通り道になっているようなんだけど、原因は何だろう?というご相談へ対応中です。住まいにまつわる?何故、を調べると、住まいづくりのいろいろにつながり面白い今日この頃です。