FAROiwakiゲストハウスプロジェクト、1Fカフェラウンジに設置する無垢板テーブルDIYイベントが正木屋材木店さんで開催されました。今回のテーブルDIYイベントでは、事前に選んであった無垢板を磨き、脚をつけ、塗装します。参加いただいた皆さんは、正木屋材木店スタッフの皆さんの指導のもと作業開始です。

最初は、無垢板をサンダーがけ。目の荒いヤスリから目の細かいヤスリへと変えながら表面を磨きます。皆さん、木の削り粉で真っ白になりながらの作業です。

無垢板にヤスリをかけた後は、脚の取付。慎重に位置を決めたら、ビスどめ。皆さん真剣なまなざし。

同時進行で、栃の木無垢テーブルへのレジン流しDIY作業も行いました。無垢板に孔があいている部分をレジンという樹脂で固める方法は、最近のテクニックです。正木屋さんは、最近、レジンテーブル作りを始め、レジンの使い方を研究中です。そんな新しいテクニックを、さっそく、DIYできたのは、正木屋さんがいわきにあったおかげ。ということで、お店にくるお客さんにいわきならではのテーブルを楽しんでもらえそうです。

正木屋の大平さんに、色素をブレンドし、テーブルにあう色合いのレジンを調合してもらいました。

無垢板の孔があいているまわりに粘土で土手をつくり、慎重にレジンを流し込みます。

孔にレジンを流し込むと、木の隙間にあった空気などが浮き上がってきます。

バーナーであぶることで気泡をとばします。ケンジDIY親方があぶります。

レジンを流して火であぶって気泡を飛ばし終えたら、低温乾燥室でレジンを乾かします。レジンが乾いたら、表面を研磨し塗装し、脚をつけて完成になります。栃の木テーブルの完成までにはもう少し時間がかかります。

こちらが、DIYで完成させたカフェテーブル。詳しくは、FAROiwakiプロジェクト活動報告をご覧下さい【こちらへ】

 

みんなでつくる建築は楽しい!

建築や家具をつくる時は、通常であれば職人さんにまかせるもの。しかし、塗装や家具などDIYで取り組めることはたくさんあります。事前に、オーナーの北林さんと、どこをDIYしようか相談し、木材を調達する正木屋の大平さんとも打ち合わせたことで、スムーズにDIYできました。しかも、北林さんご夫婦のDIY力が高いこともあり、当初のイメージよりもDIY範囲と内容が充実した仕上がりとなりました。また、ご参加いただいた皆さんも真剣に丁寧に作業いただいたおかげで、いい仕上がりです。これから、家具が店内に入り、お客さんが入り使われだすのが楽しみです。

最近、店舗、住宅共に、お施主さんがDIYをやりたい!や素材選びにこだわりたいという要望が高まっています。

環デザイン舎では、設計・施工中、ずーっと、お施主さんと相談しながら、素材のサンプルをとことん取り寄せ、どれにするか、どうつくるか打合せしています。お施主さんと一緒に作り込むプロセスが重要と考えています。店舗の場合は、お客さんや運営に関わるかも知れない方たちと、つくる段階から関われるのがいいなと、今回感じました。みんなでつくる建築は楽しい!これからもお施主さんや関係者と共につくり込む住まい、建築づくり大事にしていきます。

 

 

 

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