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今月は、「納屋を住まいへリノベーション」相談
築30~40年代の農家納屋。山の木を使って建てたということで、小屋裏調査をしてみると立派な丸太梁などが使われています。納屋なので、シンプルな長方形の建物です。2階建てですが、納屋ゆえに1階の階高が低いところも特徴です。
既存建物をリフォームリノベーションする場合は、まずはじめに建物調査を行います。【建物調査コラム】もあわせてご覧ください。
調査の結果からは、以下のことが考えられました。
・基礎にひびが入っており、地盤沈下の恐れがあり、地盤調査と改良が必要そうなこと。
・筋交い等がないので、耐震補強が必要なこと。
・土壁なので、今後住まいに必要な断熱を土壁とどう組み合わせていくか検討が必要なこと。
・納屋本体と納屋の下屋ともに、柱や梁は太くしっかりしていて、腐朽等がなく、そのまま利用できること。
住まい手さんの要望も伺い、リノベーションプランを検討しました。
納屋を4人家族用住宅へリノベーション案
納屋リノベーション案は、構造躯体やご要望から検討し、3Dモデルでまとめました。
①1階の階高が低いことと2階南東の眺めと日当たりがよいことから、1階を子ども部屋(個室)、2階をLDKと主寝室に間取りました。
②梁や柱の関係から、階段は建物中央に配置。
③下屋の部分を玄関と納戸とすることで、納屋部分を可能な限り部屋の広さを確保。玄関部分を断熱区画しやすくしました。【断熱区画のことはコラムもご覧ください】
④将来的な見込みとして、子どもさんが巣立ったら、1Fの個室を主寝室や趣味室等として、2F寝室をリビングとし、LDKをDK利用できることも考えました。
⑤納屋中央を移動空間、水周りとすることで工事部分を集中させることで、工事のしやすさやコストを抑えるようにしています。
あとは、ご予算や予定、DIYなども取り入れる場合によって仕様や仕切り方なども具体的に検討できます。
住まい相談では、調査からプランニング提案まで行います。ご要望にあうようでしたら、詳細にプランニングを進めます。また、現在計画中の内容がよいのだろうか?という心配などの第三者的な視点からのご相談も受け付けております。
住まい相談・打合せお土産「きたせ農園旬野菜」
住まい相談をご依頼いただいたお客様には、きたせ農園の旬野菜プレゼント中です!
きたせ農園は、環デザイン舎仕事場前に広がる畑で、無農薬有機肥料栽培を行っています。美味しく彩りよい品種を選んで栽培しています。
11月の旬野菜は、カブ、赤ダイコン、紅芯大根、大根、そしてニンジンが始まりました。霜もおり、根菜類の甘味が強くなってきました。ぜひ、ご賞味ください。
朝の畑、霜で白いキャベツや白菜。育ってきています。来月あたりから収穫予定です。お気軽に住まい相談お問い合わせください。