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タイル浴室の壁をハンマーでたたき割り、モルタルがはがれおちます。本当にすごい量で、土のう袋があっというまに一杯になってしまいます。昔の施工方法としてタイルの裏にはたっぷりとモルタルを塗っていたことを実感します。自分で解体して、なんでこんなにモルタル塗るの!と、怒りたくなります。
これだけモルタル塗ったら、防水も大丈夫だろうという変な想像が湧きますが、案外もろいもので、ヒビが入りそこから水がじわじわと漏れだし、土台などを腐らせ、シロアリを呼ぶ原因になります。だから、在来の浴室は危険で、ユニットバスにしたくなります。最近は昔より施工方法や材料の性能がよくなっていることは分かるのですが、やはり30年間という時間を考えると在来浴室は悩ましいです。
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脱衣室の左官材つきプラスターボードも壊していきます。塗りモノもけっこう重量あります。北側の洗面台の裏などはカビているなーと思いつつ、内部の木もカビて腐っているのかと思いきや、それほどでもないことに驚きです。横の胴縁にいたってはきれいなモノです。脱衣室で湿度も高いことが多いのに、案外木って大丈夫なんだということが分かります。
浴室、脱衣室ともに、解体ごみは本当に多いんです!リフォームのとき解体費や解体処分費が意外に高いのは、想像以上に空間に対する建材の量が多く、また処分費が分別などもあり割高になっているんです。

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