茶室のある住まいAYハウスの銘木探しが難航しました。茶室に利用する銘木の実物を見て選定となると、どこに行けば見れるの?状態でした。なんとか、栃木県の銘木にたどり着き選定までのプロセスを紹介。

銘木はストックが少ない

以前、県内で銘木が見られるところを探し郡山市まで行ってきました。その時の様子は【こちら】。床柱と落掛け、天井板はお施主さん好みのものがありました。しかし、床框は理想のものがなく、どこから入手しようか悩みました。

「銘木」検索でヒットする材木屋さんに連絡し見られる在庫を探しましたが、基本的に在庫はほとんどありません。樹種や色味などを伝え仕入れてもらうルートが大半。カタログもなく、サンプルもない世界。東京の木場の銘木屋さんには多数在庫ありましたが、コロナのため東京まで行けない時期でした。

リモート銘木確認

何とか在庫がある銘木店を数件見つけました。伺う前にどのようなものがあるか写真を送っていただきました。やっとお施主さんの好みにあいそうなものが見つかりました。しかし、銘木屋さんから連絡があり「よく見ると、そりと割れがありだめでした。」と。あまり出荷されないと在庫管理も難しいのかも。

無垢板の情報やサンプルはたくさんあるのに、銘木は本当に情報が少ない!と実感です。

銘木求めて栃木へ

お施主さんが、日光杉の框を要望されたこともあり、やっとたどり着けたのが、栃木県の「丸栃銘木センター」さん。無垢板もたっぷり在庫があります。

銘木を案内していただいたのが、先代の相談役さん。床の間の天井板もあるということで実物見させてもらいました。見事な一枚板!

日光杉の床框も3種類準備していただき、その中からセレクトできました。加工と塗装を依頼。

参考に各種銘木見させていただき、勉強になりました。レアすぎて写真掲載してよいのか分からないようなものもありました。きれいな色のものもありました。なかなかこれほど在庫しているところはないと思います。もう入手できない樹種などは、他の銘木店が廃業する際に市場に流通するなども教わりました。相談役さんの話は、銘木の歴史や知識たっぷりです。まさに銘木の生き字引!次回は、いの一番で相談させていただきます。

スケールの良いショールーム

丸栃銘木センターさんは、銘木の他に各種無垢材やペレットストーブ、組子障子なども取り扱っています。それらを展示しているショールームがいいデザインでした。天井高さ2.2mで落ち着く感じです。

トイレには、面白い加工板なども使われており見どころ満載。

こちらの組子障子は「豊田木工所」さん製作。凄い精度。HP拝見すると、日光東照宮建設の関係で全国から鹿沼市に職人が移り住んだことから技術が伝承されているとのこと。実物見られるのはいいですね。こちらの組子障子を茶室まわりなどに採用することにもなりました。銘木と共に茶室の仕上がりが楽しみです。

もっと材料のありかを探さなければと実感でした。サンプルでは選べない実物見なければわからない銘木は、銘木店探しが重要です。

茶室のある平屋住宅新築中

寝室イメージ。障子が組子障子になる予定。【詳しくはHPもご覧下さい】

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