中古住宅リノベーションSKハウス。既存建物の床下調査に引き続き、今回は、ダイエットの重要性を実感する小屋裏調査の様子を紹介します。

箱入り調査道具

こちらが、最近の小屋裏調査道具。スケール、ライト、カメラ、レーザー距離計、シャープペンを青い箱に入れて小屋裏移動します。ポケットに道具を入れると、天井裏の梁の上などを移動するときに落ちることがあるので、箱に入れておくのが便利。見た目的には無印などの白くてすっきりした箱がいいのですが、小屋裏の埃っぽい空間では汚れが目立つので断念。片手でしっかりと箱移動できるような頑丈な箱というのも大事な条件です。

ちなみに、上下カッパを着て、目指し帽をかぶります。以前は帽子かぶっていたのですが、小屋裏で無理な体勢とっていると帽子が脱げてしまうことがあり、目指し帽におちついています。準備できたところで押入れの天井上げて小屋裏潜入調査です。

【中古住宅調査に関するコラムもありますので、HPコラムもどうぞ!】

難所27cmの隙間

小屋裏潜り込もうと思ったら早速難所。梁と母屋の間が27cmしかありません。絶妙な幅、日ごろの不摂生が心配されますが、なんとか体を通過させることができました。ギリギリです。小屋裏調査するためには、太れませんね。

こちらでは、丸太の梁が数か所使われています。30年くらい前でも使っていたことに驚きです。全体見通してみて、雨漏理の跡などは見られないので安心しました。各部材の寸法調査で梁の上渡り歩きました。

筋かいも入っていました。接合金物も若干発見。解体後は補強金物を各所に設置予定です。

耐震補強へ

この調査の後に大きな地震があり、2階の窓が外れるほどの揺れでした。調査・設計途中に確認できてよかった。27cmの隙間を通過できる大工さんに潜入してもらい、火打ち梁や補強金物を解体しないでもできる範囲耐震補強をする計画です。

中古住宅の耐震補強は難しい。すべて解体し躯体だけにできれば補強しやすいのですが、そうはいかない。それでも、可能な範囲でバランスよく、建物の耐震性能を高める設計していきます。

障子を活かすリノベーションSKハウス

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