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昨年より取り組んできました、会津材を中大規模木造建築物へより活用していけるよう、調査取りまとめを進めていたプロジェクトの成果がまとまりました。
「会津材を活用した木造建築の手引き <中大規模木造建築物編> 平成29年3月 会津林業活性化センター」
こちらの手引きは、環デザイン舎のHPからダウンロード可能です。【ダウンロードHPはコチラ】

限られた時間の中でより地域性を反映した内容としていくために、地元の木材関係者の方や自治体関係者、設計者の方からのヒアリング内容などを取りまとめています。地元情報とともに、技術支援事業等で得られた情報等も加えています。これから、会津管内で木造公共施設等の建設を計画している自治体の方にご覧いただき、取り組んでいただきやすい内容となっています。

今回は、会津材コーディネート事業という仕組みをつくり、手引きをより効果的に活用できるよう、会津材コーディネーターがサポートしながら取り組めるような考え方もまとめています。これから、具体的にどのように展開していけるのか楽しみです。

会津エリアでは、地域材木造が分離発注で取り組まれる事例が多く、先に取り組まれた事例があると近隣地域でも広がっています。これからは、木材関係者が計画初期段階からかかわる事例が増えていくことを期待しています。会津産丸太を活用することが、地域循環によいことを全員が共通認識し取り組んでいただければ、よりよい地域材木造施設が実現すると思います。

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