仕事場<桂進ハウス>の劣化バルコニーを解体し、屋根へリフォーム工事進行中。解体後は、屋根の下地となる垂木を設置中。既存屋根の軒先をそろえ、板金屋根の必要勾配を確保できる位置に設置しています。バルコニーを元と同じようにバルコニーとして作り直す方法もあったのですが、バルコニーの上に屋根がない露出バルコニーは、劣化しやすく、将来的にまた補修の必要を考えるのであれば、屋根にしたほうが安心と考えました。もしバルコニーが必要であれば、今回作る屋根の上に置くようなバルコニーを設置しようと考えています。

垂木の下の板は、1階の天井板が見えています。だから工事中は室内へ音がつつぬけます。垂木と1F天井の間に、断熱材を入れたほうが、夏の暑さ緩和、冬の寒さも少ししのげる?雨音を低減させるために、急きょ断熱材を入れることにしました。基本的に無断熱の中古住宅なので、設計時には断熱入れるつもりなかったのですが、工事の様子と現状見ていると、やっぱり入れようと変更。現場見ながら臨機応変に対応できるあたりが、リフォームの醍醐味。

大工さんが垂木を取り付けている間に、建材店へ走り、断熱材一袋購入してきました。

丁寧に屋根下、1F天井裏へ入れてもらいました。

解体して分かったのは、筋交の位置です。柱に取りつく部分に耐震補強金物もつけようと考え、補強プレートもホームセンターで購入してきて、大工さんに急きょつけてもらいました。ホームセンターでリフォーム材料はいろいろと調達できるなと実感です。あと、リフォームは解体してみなければわからないことがあり、解体後すぐであれば、対応方法いろいろ検討できることもよくわかります。

既存の軒先と新しい軒先をそろえるために、大工さんが既存の軒先を電動のこぎりのようなものでカットしています。この工具をよく見ると面白く、小さなのこぎりの刃先が微振動で木材をカットしています。大工さんに聞くと、細かい部分の作業に便利な工具なんだとか。調べてみるとこちら、「切断・剥離・研磨作業を一台でこなすマルチツール」でした。DIYで家をなおしている身としては、職人さんが使っている工具と使い方が参考になります。

おかげで、新旧の軒先がそろいました。さすがの大工技術です。

断熱材を入れ終え、軒先もそろい、屋根下地合板を打ちつけです。

屋根の雨仕舞い、防水はしっかりやらなければ雨漏りの原因になってしまいます。屋根の下に部屋がある範囲に新旧の屋根を覆うように防水シートを下地張りします。これから上にはる防水シートが万が一切れた場合も2次防水となるよう安心配慮です。

古い屋根は瓦。新しい屋根は板金なので勾配差があるので、立ち上がりをつくり勾配差を吸収し、雨漏りしにくくします。

瓦屋根側から見た立ち上がり下地。

すべての下地が完成したら、前面に防水シートを張ります。あとは、板金屋根仕上げを設置すれば屋根工事完了です。しかし、既存窓と屋根の上場がギリギリになってしまったので、急きょ、窓変更!?検討へ。

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