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会津材活用プロジェクトは年度末のまとめへ向けて、調査や手引書作成作業進めています。先日は、会津材を利用した幼稚園の見学に伺いました。こちらの建物に携わった発注担当者の方からも当時の状況などお話うかがうことで、会津材活用と木材の分離発注について情報を得ることができました。
・会津坂下町では、県の森林環境交付金を利用して木材の分離発注を行っていること。
・分離発注や地元材活用の経験が豊富なことから、事業を2カ年度にしていること。
・計画段階から、木材関係者と設計者が情報共有をすすめることで、より効率的な地域材活用を行っていること。
・節あり材だと、節の加工手間、施工者が仕上がり精度として避けたいことなどから、無節材を内装材に利用したこと。
など、なかなか先進的な取り組みを行っていることを調査できました。おかげで、近隣地域でも分離発注を学び取り組んでいることも分かりました。会津の取組は、全国的にもPRしたいなと感じました。

また、木材関係者のヒアリングを行ったところ、設計者から、木材乾燥で高温乾燥は内部割れでだめなので中低温乾燥という指定があることが分かりまりした。木材乾燥方法の誤解もありそうです。高温セットしてからの低温または天然乾燥方法、大分方式などの方法もあります。そのような議論をしていたところ、県の方から、福島県林業研究センターの報告書情報を教わりました。【詳しくはこちらのHPへ】。スギ材の低コスト乾燥方法についての報告書があります。乾燥方法についてもいい情報ありました。いろいろそろっています福島県!

来週は、いよいよまとめてきた会津材活用手引きの検討会です、説明用パワポはぎりぎりまで調整中です。

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