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2017年3月7日に設計段階からの技術支援成果報告会が開催されます。
本年度支援をを行った8団体からの支援成果報告を聞くことができます。現在、各地のまとめ情報が集まってきていますが、今年は、今までの成果が反映され、さらなる木造化木質化のための「情報のまとめ方と引き継ぎ方」が構築されてきていることが伺えます。

また、公開ワークショップでは、熊本県の木造設計アドバイザーの役割を坂田さんよりお話うかがえます。木造化するために、発注者や設計者を支援する木材の専門家の役割や体制構築の先進的な取り組みをお話しいただけると思います。木造設計アドバイザーの役割は貴重ですが、なかなかそういう人材がいない、位置づけられていないというのが現状です。ぜひ、お話聞いていただき、各地に広がるといいなと思います。

もう一点、公共施設を木造にすると鉄筋コンクリート造等の建物とくらべて、高いからだめだ。という意見がよくあり、木造化が実現してこなかった経緯があります。しかし、本当にそうなのだろうか?ということで、本年度、木造施設を他構造へ設計しなおしてコスト比較を行った結果の報告もあります。木造ははたして、本当に高いのか、安いのか。貴重な情報となると思いますので、ぜひ、一般参加も受け付けておりますので、ご参加ください。
【申込・プログラムは木活協HPへ】
私は、各地の参加団体から、1年間取り組んでみてどうだったのか、細かいところまで直接お話しうかがえるのが楽しみです。

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