店舗を住宅へエコリフォーム始まりました、TTハウス。大きな木造店舗建物を住宅へリフォームです。いわき市内でも寒い地域なので、断熱材もしっかりと入れて、自然素材使いエコリフォーム化です。リフォームの第一歩は、何といっても小屋裏潜入調査です。毎回、小屋裏調査はお宝発掘探検のようで楽しみです。見事な梁せい500㎜の大梁がかかっていました。屋根裏に雨染みなどもなく、躯体もしっかりとしていていいつくりです。
本当に広い小屋裏、梁の間を渡り歩いているうちに、棟札を発見しました。平成10年の8月と書かれています、築15年を確認できました、貴重な情報です。本当に広い小屋裏で、唯一あった小屋裏の状態が分かる伏図とともに現況を確認しました。しかしずーっと小屋裏にいるとだんだん自分がどの場所にいるのかが分からなくなるんです。1階の平面的にはどの部屋の上だろう?と。建物の角や壁から場所を特定しながらの調査でした。今回の調査をもとに図面をおこしてみて、あらためて不明な点やリフォームに関係する柱や耐力壁の位置などを洗い出し、また、再調査です。来年へ向けて、年内にできるだけ調査と現況図作成を進めたいところです。
こちらは、お施主さんの古い家にある木製建具です。できれば再利用したいということで状態確認させていただきました。格子がきれいで、板戸の状態もよく、新しい住まいに使うといいアクセントになりそうです。広い店舗ゆえに、どのように住まいのエリアをまとめることができるかが勝負です。広いということも贅沢で、様々なプラン案検討中です。
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