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鎮守の森ソウコ、いよいよ基礎をつくるために掘削作業開始です。神社の境内、この近辺のエリアは埋蔵文化財がある可能性が高いので、掘削する場合は、市の教育委員会へ届け出る必要があります。教育委員会の判断により、掘削時の立会や試験掘り等をする場合があります。今回は、基礎工事の掘削時の立会ということになりました。ここで、何か文化財等で出てきたら、工事中断ということにもなりかねないので、緊張する立会です。
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しばらく掘りす進めると、ある層に黄色い土がでてきます。教育委員会の方に伺うと、この黄色部分が、火山灰の地山ということらしく、この下の層からは基本的に何も出てこないということでした。あまり深い層ではないのですが、境内自体が山を切り開いてできているようなので、昔の地表からは深い部分が現在の地盤になっているようでした。埋蔵文化財関係の方の土の詳しさ、目利きはすごいです、素人なので違いがなかなか分かりませんでした。
しかし、この近辺には古墳もあるし、古墳のまわりにもたくさんの遺跡などがあることを教わりました。縄文時代にこの辺に住んでいたのねと。
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無事、工事着工できるということになり、工事費もまとまり、いよいよ工事が始まりました。基礎の土間打ち完了です。
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工務店さんの工場には、こだわりの太鼓梁が墨つけられていました。
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梁桁類の継手仕口も加工が進んでいます。
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柱は赤身でいい色合いです。節も少なめでいいかんじです。材は、いろいろご縁がつながり、正木屋材木店さんから入荷です。
年末へ向けて急ピッチで工事が進みます。しばらく工場にいて継手加工など見学していたいのですが、次へ移動です。あちこち現場などが動いていると、現場や打合せめぐっているうちに一週間あっという間なので、時間つくって作業せねばです。

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