10月の出張!なんでも住宅相談会開催しました。今回は、2軒のご相談伺いにいわき市内出張してきました。
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1件目は、まわりが水田の中にある築70年と築25年の住宅に関するご相談でした。長い歴史の中で増改築等が進み、築70年の古民家の両脇には、築25年の離れと、新築住宅があり、離れの脇には蔵もあります。様々な世代の建物が隣接している状態でした。その一か所の屋根から雨漏りし出したことと、子どもさん世代が所帯を持つ予定から、親子3世代がそれぞれ住めるよう、今ある建物のリフォームや改築等を行う計画がありました。
各建物の個性や住まい方、新しい要望をもりこみどのように調和させるべきか、工事費との兼ね合いもあるので、悩まれていました。
今回のご相談を受けて感じたのは、関連する条件が多く、要望とコストの優先順位、プランニングがきちんとまとまっていないということです。だから悩まれ、第三者相談となった感じがします。お施主さんの要望を優先すべきですが、建築の専門家として、費用対効果を考え、今ある骨格を活かしたプランニング案を提案できるかどうかということです。
現在、積算中のOKハウスも古民家改修事例ですが、そこでも感じたことは、古民家の骨格を活かした現実的なプランニングの大切さです。古民家の空間が広いためか、やたらと広い間取りがいろいろな会社から提案されていたりするからです。適度な広さでキチンと設計をつめていけば、各種要望が納まっていくことが多いです。
出張相談は、実際にその場所を見ながらお話しできるので、こちらもアイデアを伝えやすいし、住まい手さんが大切にしたい部分とその意味を理解しやすくてとてもよかったです。住まい手さんと話しながらプランニングを進めると、案外いいアイデアがまとまります。そして、いくつかのプラン案もザックリとですがお伝えできたので、ご家族であらためてご検討いただき、お役にたてればと思います。来月も相談会開催しますので、ぜひご相談ください。
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2軒目は、前回ご相談を受けた方の土地建物にお邪魔してきました。やっぱり行ってみないと分からないことがたくさんありました。図面だけ見たかんじより実物は、しっかり骨太につくってあり、立地のいいところも分かりました。ただ、店舗だった大きな空間をどのように仕切るかと同時に、大きな空間の良さも生かせないかという両面がありました。広く大きなことと、細かく住まい的にすべき部分と、修繕する部分もふくめてコストバランスもありそうです。とりあえず、ラフプランニングと共にリフォームの方針を検討するための概算を行うことになりました。リビング予定の部屋からはいい眺めです。リビングからの木デッキつくったら、気持いい!という立地です。こちらは、もう稲を干す段階のようでした。

毎回とても刺激的です。いわき市内各地の建物や土地をめぐれることもありがたいです。そして、伝統的にもいい建物残っている事が分かり、よりよく住み継のお手伝いができるといいなと思います。来月は11月7日8日を予定しております。お気軽にご相談ください、出張致します。詳しくは、いわき家ナビHPをご覧ください。

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