2014年度の木造公共建築技術支援の全国報告会がSYNQAで行われました。東京駅から近くのオフィスビルの中を木質化した建物です。今年で4年目のこの事業ですが、毎年の成果による蓄積が次年度に活用されることで今年の報告を伺うと、公共建築の木造化に関する企画、発注、設計、加工・調達、施工・監理、維持管理等の情報が整ってきた感じがします。そして、年々内容がステップアップしていく自治体が今度は講師となり、次の自治体へ情報をバトンタッチしていく濃度が高くなってきている感じがします。担当させていただいた、山形県白鷹町、富山県入善町、鹿児島県屋久島町、皆さんの報告内容は魅力的で他の自治体の方の参考にもなったと思います。また、ほかの自治体の報告でもこれからの要素の報告があり相互に刺激となる報告会になったと思います。
ゆっくりと懇談会でいろいろ伺いたかったのですが、これからの報告書作成へ向けて、しっかりと各地ヒアリング作業させていただきました。魅力的な情報をたくさんいただきました。どうまとめるか、まとめられるか?これから怒涛の報告書まとめへ向けて、もうひと頑張りします。