写真_R
宮城学院女子大学で3年生へ建築サスティナブルデザイン論の講義を2週にわたり務めさせていただきました。1コマ1時間20分。長いようで短いようで、用意したパワーポイント使って話していたらあっという間で、時間足りずという状況でした。あれもこれもと詰め込みすぎて、きちんと細かい部分まで説明できていなかったかもしれませんが、とにかく環境と建築の様々な事例を伝えられればと思い取組みました。

以前、卒業設計の講評会へ審査委員として伺ったときに感じたのは、建築が建つ場所や地域環境へ対する考え方、利用者等とどう関係をつくっていくかという考え方よりも、個人的な視点が多かった気がしました。だから、実務をしていて、地域社会やエネルギーを考える立場として、様々な関係者とコミュニケーションをとれる事の重要性、時間軸の認識、自然・資源への視点等から、環境のつくられるプロセスや気づきと変化という視点で、今まで関わってきたり調べた事例を伝えました。

自分の学生時代を思い出しても、結構居眠りしていたりもしていたのですが、案外、写真や具体的な取り組みの内容は覚えている気がしたので、とにかく写真と各種事例盛りこみました。また、ひさしぶりにペットボトルの熱環境実験も行いました。断熱の理解はされているとは思うのですが、蓄熱に関する認識がイメージと現実のギャップがあることも改めて確認できました。

定期的に授業をさせていただけることで、改めて定期的にわが身振り返るという感じです。これからの環境をつくるために必要なことは?何を伝えればよいのか?たくさん伝えた中で1つでも次へつながるといいなと思います。自分自身、恩師の授業で見た有田の町並みの写真の影響が大きかった経験があるためです。
解説_R
林先生と食事をしながら薪に関する興味深い情報を教えていただき、感謝です。そして、大学には食品の学科もあるので学食のランチ自体を研究室で提供している時期だったので、地産地消&栄養価を考えられたメニューと解説があり、こちらはineの会的に最近の取組みに関連する内容で参考になりました。教えつつ、学びつつ。

かくいう自分自身、もっと学ばねばと思う今日この頃です。

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事