歩花ハウス2F洋室改修前。子ども部屋にする予定なので改修はローコストで仕上げを変えたいという要望から、最初はフローリングだけ新しいものを上から貼るだけの計画でした。しかし、壁と天井もローコストで出来ないだろうかということから、プラスターボド素地仕上げ、接合部木桟押えの事例をお施主さんに見せたところ、いいですね。ということになり、工務店さんへ見積ったところ、割安感あるので、プラスターボード仕上げになりました。
仕上がりがこちら。桟木が壁はプラスターボードの大きさ910ピッチ×1820ピッチで入っているのでなんとも、和室感がでています。
既存収納扉はこれから塗装もしくは取替えの予定です。壁は本来であれば455ピッチでビスを打った方がボードが波打たなくてよいのですが、桟木が増えるとうるさくなりそうなので、大工さんが家具で使う両面テープと木工用ボンドでとめてくれました。
天井はさすがに落下の恐れもあるので、455ピッチで入れることになりました。このため和室感がでていますが、室内にいると、なんちゃって和室というより、色合いと大工さんが丁寧に施工してくれたおかげでなんとも高級感があります。不思議な感じです。
2Fのもう一つの部屋和室でしたが、フローリングへ変更です。
仕上がってみると、畳のままでもよかったかもしれないと奥様。よくわかります。
西側の部屋は開口部が3か所もあるので風通しがよく、断熱力もアップしたので、以前に比べ格段に暑さが軽減されています。2F内装工事完了後すぐにお施主さんは移動していた荷物を引っ越し、断熱力を感じ、今まで1Fを寝室としていたのですが、ためしに2Fで寝てみた感想をいただきました。「初の2階(旧洋室)で寝ます。
ローコストな仕上げということでしたが、工務店さんと話すと、当初桟木は安くて手に入りやすいものと考えていましたが、入手しづらく、工期が短かったこともあり、建具屋さんにつくってもらったところ、割高になってしまったという経緯があったそうです。今後も取り入れたところですが、桟木だけは事前に調達確認が必要そうです。