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双葉町 町民参加の「7000人の復興会議」が開催されています。各地に避難されている方の意見をできるだけ集められるよう各地で会議が開催されています。また、より多くの意見をきめ細かに集めるために、皆でまちづくりサポート本部さんが中心となり、地域事務局の方と連携しながら、活動されています。
ご縁があり、各地で行われる会議へ参加させていただき、皆さんの意見を集めるファシリテーターのお手伝いをさせていただいています。今まで、いわき市とつくば市の会議へ参加させていただきました。
私たち福島県民は震災直後、不確かな情報や一部の思い込み、かたよった情報や感情などが影響し、「風評被害」に苦しめられました。今回、会議でお話を伺っていて、同じ福島県民どおしで「風評被害」をつくりだしているかもしれないことを感じました。とにかく、原発による様々な被害はかたちを変え、継続的に発生していることを感じます。
刻々と状況は変化し、課題もたくさんありますが、意見を出し合い、時には主体的に展開していく部分も求められる、復興。すでに主体的に活動されている方もたくさんいらっしゃいました。私も微力ながら、住環境の省エネルギー化、再生可能エネルギー、農商工連携に関することに取組み続けることが、復興であり、震災で感じたことをクリアーしていくことにつながると考え実践しています。
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これから12月の間に各地域での「グループ会議」が開催されます。福島の地域事務局はうつくしまNPOネットワークさんが担当されています【HPはこちら】
意見は、復興まちづくり計画へ活かされます。各地域でそれぞれの意見がまとまり、各地域に応じた復興計画がまとまることが期待されます。

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