木造公共建築物支援コンサルで、対馬市へ行ってきました。飛行機乗つぎ、島へ上陸。山あり海あり、島独特の風景があります。
まちに着き、夕暮れのまちを歩くと、石塀が特徴的です。武家屋敷の塀だったり、延焼防止の意味合いがあり、離島ということもあり、歴史的にもこれだけ残っていることがめずらしいとか。
まちの方にすすめられた「半井桃水館」。記念館と公民館の複合施設です。建物外周の下屋を支える柱は島の樹齢100年以上の杉を使っていることを施設の方が教えてくれました。
館内のホールにはっていた「日本の逆さ地図」。富山を中心とし、環日本海交流拠点作りを国内にPRするために富山県でつくられたものでした。【詳しくはこちら】
九州と韓国の間に位置する対馬。九州と対馬と韓国が近い!見方を変えると日本海を囲んだ諸国の近さ。物事バタバタしていると見失いがちなことも、見方を変えることが大切!と地図から感じてしまいました。
しかも施設の方から、対馬市へ着いたばかりで歴史も、まちのこともサッパリわかっていない私に、歴史的な背景や気候のこと地域経済のことなどを詳しく教えていただきました。この地図で見ると、大陸と日本の文化や物資等の流れの歴史がイメージしやすくなります。
なるほど歴史の勉強もっとせねばです。
対馬は檜が名産。その木材をどのように活用できるか、またどのように地域経済、産業をつくれるか。行く先々で地域の資源をどのように生かすかという課題に対し、活動していることが、いわきへ帰ってきても参考になり、より一層、ローカルデザインの魅力と必要性を実感します。だから旅暮らしはやめられません。
イカ、うまかったです!
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