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対馬市へいったからには、せっかくの九州滞在を1日のばし、少しでも九州体験しようと考えたのはいいものの、どこへ行こうか?と悩んだ時に思いついたのは、リファイン建築でした。既存の公共建築の骨組みをのこし、内外装を新しくすることで、コストを圧縮し、骨組みを有効活用しようとい取組です。八女市の中学校では内装を木質化しているので、木造公共建築物支援の事例としても参考になるので、決定です。
調べてみると、八女市はお茶の産地ということもあり、いろいろと楽しみな初、八女市でした。
体育館は格子状の壁と天井が覆っているので、なんとも柔らかい感じがします。写真で見たとき、木が折れていないか心配でしたが、折れていることはなく案外大丈夫だということも発見でした。しかし、何本かはビスの問題で取れているものがありました。
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体育館入口に、建設プロセスのパネルが貼ってあります。
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今回面白いなと思ったのが、以前内装に使われていたフローリングをサンダーをかけて正面や背面の壁材として使っているということです。写真の左側は普通の杉板、右側がフローリング材。微妙に表情が異なります。
最近、木質内装の体育館へヒアリングをして感じるのは、どこもメンテナンスをほとんどしていないということ。メンテナンスはいらず、木の雰囲気があるといいなあと思います。
今回、実際に伺って、校長先生にお話を伺えて本当に良かったです。
課題としては、音の問題、光の問題、開口部の問題などがあることが実際に見て、体験できて、体育館の設計ということも学べました。
そして、もう一つ、すごく感動することもうかがえました、つづく。

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