木活協さんの「木造公共建築物等の整備にかかる設計段階からの技術支援」報告書がダウンロードできるようになりました。【こちらのページからダウンロードできます】
目次はこのような感じで、公共建築へ木を使うためのノウハウや事例が掲載されています。
林野庁さんが公共建築へ木を使っていきましょう、ということで様々な技術支援を全国各地で昨年度行ってきました。建設する計画や企画がある自治体等へ各専門家を派遣しソフト面での支援を行っています。なぜ、どのように木を使っていくのかという基礎的な知識の習得なども行われてきました。
私は地域団体支援WGの委員をさせていただきました。引き続き今年度も行われます。前職時代に教育・福祉施設等で木を活用してきた視点活用やプロジェクトの運営のお手伝いなどをさせていただいております。
地域や物件により条件は様々です。だからこそ多様な事例報告があり勉強になります。山から製材、建設、竣工、維持管理まで。
たまたま、今、茅葺の古民家の移築解体のための実測調査、しかも時間が無いので解体しながらの実測を行っていると、「木」のもつ時間力をつくづく感じます。これからつくられる、公共建築も性能を確保し、持続的なつくりがハードソフト両方の視点から作り上げられていくのが楽しみです。
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