家のあちらこちらと、白蟻不安を抱えながら床をはがしまくってきましたが、サポート仙北の早坂さんのアドバイスで助かり、断熱がないので木材の腐朽もそれほど心配なさそうなことが分かってきたので、気合を入れて手を入れるべきはお風呂、脱衣所、トイレだということに落ち着きました。
リフォームは予算と中古住宅の老朽化具合をきちんと目視し、たたいてみて判断しなければ、不安ばかり募ります。しかし、お風呂などの水回りは床下が潜れなかったりするので解体しなければ分かりにくい部分です。
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こちらが、解体前の浴室。一見、タイル張りなので問題なさそうなのですが、右下奥の蛇口の下あたりのタイルに割れが入っていてよく見ると穴が開いています。水はそこから土台部分へ漏れて、土台周りを腐らせ、白蟻を呼ぶという典型的な在来浴室の腐朽現象が起きていました。これは、隣接する階段の下から基礎周りをみても分かりました。
構造体が腐朽している部分のリフォーム先行です。しかし、解体してみないとどこまで腐朽しているかが分かりません。それによってリフォーム費用や設計内容も変わってくるので、まずは自分で徹底的に解体してみることにしました。
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いざ、自分で解体と思っても、タイルは壊れません。どうしたものかと調べても解体方法はよくわからないんです。そこで、タイルを切断する刃のグラインダーを購入して、切れ目を入れます。しかし、時間がかかるし、削り粉で真白になるしどうしたものか?と思いホームセンターへ。
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結局、大型のハンマーでタイル壁を叩きまくるしかないという結論に達しました。プロは電動の粉砕機使うんでしょうけど、そこまで設備投資はできません。ひたすらたたく。するとタイルがボロボロはがれてきます。しかもタイルの裏にはモルタルがたっぷりついています。当時のつくり方が伺えます。解体後のタイルとモルタルも重いので運び出すのも一苦労。たたいて運んでの日々が続きます。
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