既存住宅の省エネルギー改修の講習会を受講してきました。「既存住宅の省エネ改修ガイドライン」がテキストです。現在仕事場の改修工事を計画中だったので、講義の内容は参考になる話ばかりです。しかも、このテキストは、改修の方法の具体的な内容や省エネ率やコストデータなども掲載されており、計画段階から施工段階まで活用できます。
今回のテキストは、建物の外皮部分の断熱性能の向上とその方法が中心になっています。引き続き、耐震補強、劣化修復とシロアリ対策など、住宅改修に関するシリーズになるといいなとつい欲が出ます。
これから、このガイドラインをよく読みこみ、中古住宅の改修方法の再検討を考えたいと思います。特に講義の中でも説明の多かった「気流止め」の必要性と効果、施工方法は情報量が多く重要度合いも勉強になりました。中古住宅は改修方法が難しいこと場合があったり、部分的な改修になる場合が多いため、改修箇所と気流止め、断熱方法を関連付けながら考える必要があります。特に最後の斎藤先生のパワーポイントで説明いただいた気流止めの効果は勉強になりました。
和室の多い仕事場なんですが、断熱改修すると効果が上がりやすいということもデータ的に分かり、ますます中古住宅の改修デザインが面白くなってきました。
Twitterでフォローしよう
Follow KitaseMotoya