もみがらを断熱材にして、セルフビルドしたもみがらハウスがパオの隣にありました。なんともかやぶき屋根がいいかんじです。そしてもみがらハウスの隣には無農薬栽培のもみがらがたっぷりと袋に入れてストックされています。もみがらが断熱材に使えると思うと、廃棄物ではなく貴重な建材に見えてくるところが非電化パークの楽しいところです。
こちら、もみがらハウスの入口。茶室のにじり口のように一度入りづらさを感じて中に入ってもらえると、広く感じますよという解説を聞きながら中へ入ってみますと、
おー、ホントに広く感じます。床面積は建築基準法上確認申請の不要な10㎡以下。しかし床から上が広がっているので室内が広く感じられます。
ストーブ脇の給気口から天窓へと空気が流れる仕組みになっています。パオに通じるなんとも皆で座って、ストーブに薪をくべて話がしたくなる空間です。
なんと、このもみがらハウスつくるのに約3週間。材料費20万円台。驚きです。もみがらはタダ。身近な自然素材をうまく活用する方法は地方ならではのアイデアであり地の利です。
人件費自分と考えて、時間を割り増したとしても、ますます自分で自分の空間・場所をつくってみるというのは魅力的な行為だ!ということを今回実感させていただきました。
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