2019年3月11日に木造公共建築物化へ向けて本年度支援してきた内容の成果報告会が開催されます。【関連情報は木を活かす推進協議会HPをご覧下さい】。
本年度、私は高知県の四万十町にある休校の木造化木質化リノベーションの支援に参加させていただきました。今回の取り組みで、これからの高知県産材普及へ向けたガイドラインをつくることが目的でした。
講師には、熊本県のウッディーファーム、坂田氏を招き、木材品質に関することや木造設計アドバイザーのことなどを広く講義いただきました。地元の設計者、木材関係者、行政関係者との意見交換により、課題抽出と今後の木造化木質化へ向けた留意事項をまとめることができました。また、小学校の木造化木質化リノベーションの計画は、他には見られない方法が考えており、実現されると今後の休校活用や木造化のよい事例になりそうです。これらの概要を、当日の報告会でご案内します。
こちらが成果報告会のプログラム。他に埼玉県や広島県での取り組み報告もあります。どちらも地域それぞれの取り組みが参考になります。
成果報告の他には公開ワークショップがあります。こちらも木造化木質化へ向けて有益な情報盛りだくさんです。
杉戸町の渡辺さんは、ご自身でも設計される方です。設計やコストのことなどに詳しいので、木造化をより適正価格で工事費をおさえてより良い木造施設づくりに取り組み続けられています。林野庁の宮脇さんからは、これから始まる森林環境譲与税のことを伺えます。これから各地でどのような取り組みができるのか?いろいろ参考になる木造情報盛りだくさんです。ぜひ、ご参加ください。