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MAハウス。既存離れが地震の影響もあり、床が沈んでいることから、地盤調査を行いました。もちろん、新築する際は必須作業です。こちらのマシーンでロッドを地中へねじり入れて、地盤の固さを調べる調査です。調査担当の方は、単に荷重を加えてロッドの入り具合だけを見ているのではなく、地中に障害物があるのかどうかなどの想定をしながら沈下量や沈下具合を見極めています。また、現地の地形により、切り土や盛り土などの想定もしながら地下の地層構成を想定しながらの作業になります。だから、市内各所で調査をしている方は、住所からだいたいの地盤状態を想定できるようになります。経験的にもものすごく地盤沈下する土地でもなく、調査の状態からも大規模な地盤改良の必要はなさそうなことを聞けました。

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今回、地盤調査は、工務店さんがいつも依頼している、ジャパンホームシールド株式会社が行っています。この会社は、調査業務を行う会社と地盤改良工事を行う会社とは異なる、第三者的な立場で調査結果から、改良方法を提案してくれます。なぜ、第三者だからよいかというと、地盤調査と地盤改良工事を行う会社が改良方法を提案すると、過剰な改良方法となる可能性もあるからです。そういった意味でも、コスト的にも、安全的にも、品質保証もつくので信頼度が高いということになります。

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今回は、杭などを運び込むほどの改良の必要はなく、柱状のセメント系改良土を作成することで対応ができることがわかりよかったです。地盤改良だけは、きちんと調査し工事しないと竣工後、家が傾く恐れがあります。住まいの相談でも、築30年代の住宅で、傾いている家へ伺う機会も多かったので、より実感します。昔は、地盤調査している家はほとんどなかったことが原因だと思います。

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ジャパンホームシールドさんのHPを見ていると「地盤サポートマップ」アプリなるものを発見しました。今までの実績から気になる土地情報を無料で入手できるようなので早速ダウンロードしてみました。

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環デザイン舎仕事場住所を入力するとこんな画面が出てきます。左側は、液状化(地盤沈下)がしやすいかどうかの色分け地図。オレンジ色の部分が液状化しやすく、青色ほど液状化しにくい範囲です。山の上だから地盤は固いんだろうなと思っていましたが、その通りのようで一安心です。また、防災避難情報まで出てきます。

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きちんとレポートレイアウトまでしてくれる優れものです。このアプリがいいのは、住まい相談で多い、家が傾いているんですが何とかなりますか相談の時に、初期判断情報として、そこの住所を入力することで、地盤沈下しやすい土地なのかどうかを知ることができることです。こういう情報を住まい手さんと見ながら検討できると便利です!

今後は、まずはアプリで地盤チェック!し、次に専門家調査を依頼していきたいと思います。

ただ今、見積作業と共に、地盤改良の上の基礎や木造躯体の検討も進めています。

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