マンションリフォームKKハウスの工事がいよいよ始まりました。こちらが工事前の納戸。カーペットを取り換え、内窓、家具を新設します。その他に、廊下やリビングもフローリングへ変更します。なかなか大工さんの確保が難しく、12月にやっと着工できました。
カーペットをはがすとラワン合板。この上に新しいカーペットを貼っていきますが、リビングのフローリング工事を先行するので、道具置き場になっています。
こちらは、リビングの内窓設置用の増し枠です。
リビングの下地工事が終わり、黒いのは遮音マットを敷いたところです。そして、お施主さんが直接発注したウオールナットフォローリングが届いたので、いざ、貼りだそう!としたときに、現場の監督さんより電話がありました。「届いたフローリングを開けてみたら、1/3ほど、白いカビというか粉の用ものがついているのですが、大丈夫でしょうか?」。電話では何とも言えないので、次の日現場へ確認に行きました。
すると、白い粉状です。他に赤や青い色などはなく、湿っぽくもないのでカビではないと思うのですが、謎です。お施主さんも心配になります。
こういうときに販売元である、フローリングメーカーの対応が大切です。しかし、問い合わせた第一声が「今まで、同じフローリングで白い粉やカビが出たことはありません!」と言われてしまいました。そう言われると、こちらは余計に不安になります。その他にも、実は、工期にあわせてフローリングの到着を頼んだのですが、伝票がきちんと貼られておらず、また対応も悪く、1日半遅れてしまっていました。いろいろとメーカー担当者の対応が悪いことが重なると、関係者一同不安になります。すったもんだいろいろありましたが、この白い粉はオガクズとUV塗装があわさったものということで人体に害はないという回答を得られて、無事にフローリング工事へ進めることができました。
住まいづくりで「施主支給」という方法があります。ネットでいろいろな建材を個人でも入手しやすい時代です。しかし、顔が見える関係でなかったり、普段から取引が頻繁にあるわけではないので、材料売ったら終わり後は知りませんという危険性やいろいろと確認するための手間がかかることがあることに気をつけなければなりません。今回は、施工サイドからのコスト落とすための親切心で床材の施主支給をすすめられたので、取り組みましたが、対応に関するごたごたがあり工期が結局3日ほど遅れました、危うく大工さんの日程が都合つかなくなるところでした。
よりよいリフォーム工事進捗のためにも、設計段階から、建材の選択、建材店との関係づくりの大切さを実感です。おかげで、調整大変でしたが、建材調達の大切さも実感したので、調達面やコスト面で安心のある建材ルートづくり進行中です。