二本松アグリエコステーションの竣工撮影です。内装も仕上がり、加工場でつくっていた杉板等を使った間仕切り可動家具も無事設置されました。こちらは、会議スペースです。
会議スペースの隣は傾斜のある畑。ちょうど、窓からの眺めがよい高さです。白い壁は土佐和紙で柔らかい仕上がりです。床は、床暖房対応の熊本県産ヒノキフローリングです。
こちらは事務スペース。ワンルームの室内は約20畳の広さですが、高性能省エネエアコンは効率のよい11畳タイプです。高断熱なので、すぐに冷房が効いて皆さん断熱性能実感でした。
頂側窓からは自然光が入り、通風も促進されます。この部分だけは、しっかりと、阿武隈地域の杉乾燥材が見えます。照明は福島県産の次世代省エネ蛍光灯です。杉板シェードついています。
こちらが野菜集荷スペースです。ほぼほぼ国産合板木仕上げ。
集荷スペースの引戸はヒバ材です。
集荷スペースには、床暖房と給湯用の薪ボイラーも設置してあります。寒くなり運転始まるのが楽しみです。
こちらが外観。シンプルにローコストに。かつ、自然の力を活かすパッシブ性能を考えたつくりになっています。越屋根と頂側窓、南側開口部にはすだれフックも常設してあります。予算があれば焼き杉板の外壁にしたかったので、そのイメージのサイディングで黒っぽく。農業の黒字化もイメージしています。
大小、様々なエコデザインに取組みました。詳細はこれからアップしていきたいと思いますが、環境・省エネのことを考えるお施主さんだからこその内容です。また、材木、手刻みにこだわる地元工務店、斉藤工匠店さんのおかげで竣工しました。
これから四季折々の気候と共に室内環境の体感実感の感想をうかがうのが楽しみです。
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