毎年、お盆時期は北海道へ帰省するのですが、今年は新盆ということもあり、いわきで初の新盆体験です。文化・風習の違いを実感します。もう一回お葬式を自宅でする感じでしょうか、たくさんの方が、自宅へ新盆参りということで訪れていただいています。行く方も対応する方も大変だなあと北海道出身者としては感じます。
お盆は自宅待機のため、今まで気になっていた「栄養ネタ」を吸収中です。
ineの会の福食MENUプロジェクトを実施中ですが、今までの畑体験やシェフによる福島県食材活用と共に「栄養」も加えた取組みのため、私は全く知識がなかったので、急きょ勉強中です。物事の偶然とはあるもので、最近、忙しさと共に食べすぎの傾向があり、健康診断の結果からも、コレステロール値や尿酸値などが高くなってきていますねと言われていたことや年のせいなのか?忙しさか、疲れが抜けにくいなと感じていました。
今回のプロジェクトで一緒に取組む、上級食育指導士で栄養士の中村さんと打ち合わせながら、資料作成もしなければならないので、栄養で端的に分かりやすいものは?と聞くと、「まごわやさしいこ」と教わりました。
最初は、何の事だかさっぱり分からず、キーワードの示す食材すら思い出せませんでした。しかし、ものは試しと自分自身の体調も整えたいという思いから、実践してみました。
おそらく、栄養素に必要な糖質や脂質、たんぱく質は日常的によく食べますが、より理想的な糖質、脂質、タンパク質を選び、ミネラルやビタミン、発酵食品は意識しないと食べる量が少ないという現状があるため、意識的に食べましょうということで、考案されたキーワードだと思います。
キーワードで分かりにくいという声もあり、落語の寿限無ではないですが、呪文のようなものも考えてみました。
「まごわやさしいこ」食事を試して二週間もしないうちに効果が表れました。体重は3~5キロ減り、ズボンが緩くなりました。運動は毎朝、10分ほどの散歩と週に1回程度の農作業ですが、食事を変える前と変わりません。そして、体調がよく、疲れにくくなった感じがします。久しぶりに会う方は頬、首回りが痩せたことを感じてもらえます。
食べ方と食べ合わせだけでこれほど、体って変わるのか!と驚く日々です。よくあるダイエット情報は何だろう?食べるものの質が大切と実感です。
食べる習慣の変化は以下のような変化があります。
以前は、出張が多く外食は肉や脂っぽいものが多かったです。また、仕事が忙しく夕食が遅くなりその間の間食にスナック菓子やせんべいなどよく食べていました。車での出張だと運転中眠くなり、ポテチとコーラーを定期的に食べていました。
まごわやさしいこ実践以降は、野菜から食べてよく噛む。玄米をできるだけ食べる。出張中も日常も魚をよく食べるようになり、ホテルの朝食などもまごわやさしいこを選んで食べます。間食はナッツと小魚を持ち歩き食べます、よっぽど小腹が減ると納豆巻きを食べます。
お陰で、日常の料理や野菜づくりの視点が変化してきました。あと、最近健康診断へ行き、結果を見ると1年前よりコレステロール値や尿酸値などが10以上減っていたことにも驚きつつ、効果を実感しています。どれだけ、変なものやへんなたべかたのしていたのかという実感もあります。慣れると難しことはなく、あたりまえの和の食材です。ぜひ、お試しください。
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この記事を書いて約1年たつ、2015年9月に以下追記です。
この記事の検索数が非常に多く関心の高さが伺えます。実践して約一年、もう、あたりまえ的な食生活になっています。しかし、メニュー考える手間を減らすために、野菜たっぷりのスパイスカレーで一気に食べていたりもしています。スパイスはインドカレーを調べ、自分で配合しています、自分でつくれば脂も減らせます。体重も変わらずで、良好な日々です。ご飯は、玄米+小豆で、ジャーで寝かせ玄米にすると炊く手間も軽減され、味わい深くもあります。
まごわやさしいこについて、栄養価、いわき食材とシェフによるレシピ開発の取り組みをineいわき農商工連携の会で取り組みました。その内容を「福食だより」としてまとめています。ここでは、他の方のまごわやさしいこ効果等も掲載していますので、ぜひ、ご覧下さい。福食だよりはコチラ