公共建築等へ木を使おう、技術支援します。というプロジェクトがどんどん進んでいます。二次募集先が決まったことで、10月の半分はその各地への旅暮らしでした。これからが大変だとは思うんですが、何とか乗り切り?ホッと一息です。
前職時代は、木の産地などで木を使うデザインをあれこれやることが当たり前!と思っていたのですが、それは当たり前のことではないことを、あちこち巡って実感します。
今回は、九州、中部圏へ行くことが多かったのですが、日本ってホント木が植わっているなあと実感します。しかし、各地域気候条件、地形の条件など全く異なることも実感です。
もう一つの大きな発見は、素材としての木があること、木を加工すること、木を使うことが全く別々で、その別々感が今までは分業していたことの意味があったのですが、これからはつながりつくる意識を強めなければならないことが、他分野と同様にあること、つながりつくる必要がとてもあること。どうあれ、デザインが必要なこと。農商工連携とも共通するなあと思います。
そして、いわきで生活することで実感する地域ということ、地域の資源性。ますます、各地域で実践できる人材の必要性を実感します。
あっちこっちの旅暮らしのおかげで、ますます地域の資源性とデザインが楽しみになってきました。
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熊本空港の天井。木の使い方がいいデザイン。木木せず、木の良さ、素材の良さを感じさせるバランス感が必要だということを感じます。

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