中古住宅購入と契約の打合せを、今後のスケジュールと共に検討するために、お施主さんと不動産屋さんで打合せです。暑い夏、なんだかいろいろなプロジェクトでバタバタしている夏の昼下がりでした。
不動産屋さん「銀行と打合せたんですが、土地と建物の融資以外のリフォームローンは500万円が上限で、リフォームローン融資を受けるには工務店の契約書が必要なんです。」
お施主さん「いつまでに必要ですか?」
不動産屋さん「引渡時期などから逆算すると、約半月後です。」
「無理。」と内心思いつつも、とりあえずスケジュールを書き、提案。
「引渡日の契約等も考えると、なんとか、1ヶ月半の時間がつくれないですか?」お盆もあるし、見積もりの時間も必要だし。
結局、銀行と相談し、概算設計でもいいのでとにかく工務店を選定し見積書と契約書を銀行へ渡せるように段取りを組むことになりました。とにかく、できるだけ早く契約、融資、工事、引渡ができることにこしたことはありません。そんなわけで、走りながらつくる。ことになると感じつつも、冷や汗が流れていました。
その後、ご自宅に帰ってきて今後とプランの打合せ。
これから見積依頼する工務店を選定し、現地確認後、概略設計、リフォームの考え方を提示して見積を得る。その内容や対応などから工務店を選定し、契約する。そして、解体後に再設計を進め、再見積をとりながら、またその過程でも設計の内容や要望を整理していくしかないということになりました。
新築と異なりリフォームは、土地購入契約後から、設計や工事期間の間は、現在の住いの家賃もあるのでできるだけ契約後の時間がが短いにこしたことはありません。しかし、土地購入契約をしないと中古住宅自体の調査や解体調査ができないので、リフォームの内容が確定しないというジレンマがあります。
だから、走りながらプランを考えることと解体してからも検討することがあることを事前にお施主さんへ伝え、了解得ながらスタートです。
プランの打合せ。プチ増築をした場合のプランです。キッチンの考え方をまだ聞いていなかったのと収納を確保したいという話があったので、ぐるりと回遊できるプランにしながら、外を向くかたちでキッチン、収納、書斎をつけ、家の中心の階段と収納のまわりをまわれるようにしてみました。
キッチンの向きでいろいろな案が出ます。そして収納の位置なども。
キッチンに立ちながら居間であそぶ歩花ちゃんが見えた方がいいだろうということでキッチンは南のダイニングを向く位置へ変更。これから奥さんにはキッチンや水回りの商品や収納の位置などを検討していただくことになりました。
私の方は、今ある図面などの資料をもとに図面化と工務店へ渡せる概算見積用の指示図面などの作成です。いろいろあるけど、急げです。
食事中の歩花ちゃん。
ニコ
毎回この笑顔見ると、、、歩花ハウス頑張れます!
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