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農商工連携の講座で、ヴィライナワシロの山際さんのお話を聞いて、すごい人がいるものだなあと思い帰って来てから、お話の中で気になっていた「キッチンスタジアム」をホテルのHPから探し見てビックリです。
発想と行動力とつながり、展開がすごいとHPから伺えます。
何がすごいのか、大広間のステージをオープンキッチンに改修したことなんです。しかも、厨房機器のレイアウトも含めスタッフの方で考え決めたあたりもさらにこのキッチンの魅力を高めていることを感じます。
普通、建物の改修を考えるとき、設計する立場が使う立場の方へいろいろとヒアリングしながらデザインをまとめていくことが多いのですが、使う立場の方から発案するとこれほどの改修案ができるというアイデアの強さを感じます。いくらオープンキッチンにして、あまり利用率の高くないステージを活用し改修しましょう、とデザインする立場から提案しても、使う立場の方々が主体的でなければ成り立ちません。
しかも、この改修によりおそらく、大広間の利用率は格段に高くなり、地産地消のコンセプトでの料理イベントや研修なども展開しやすいだろうなあと思います。食と場所の新たなマッチング。地産地消、資産としての環境の活用デザイン、経済循環、こういう感じこれから大切です。農商工連携ということで商品開発・首都圏営業がよく言われますが、農が活き、食の展開ある環境と企画のデザインの連携であり、同時に思考することがやはり必要なんだということが、再確認できてうれしい限りです。
はやく、見に行きたいけど、年末、年度末いろいろやること山積みです。

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