説明を受ける母屋には素敵なモンゴル製のスリッパがありました。薄いモンゴル製のフエルトでつくられているのですが、すごく温かく蒸れない感じで驚きの快適さがあります。夏でも快適とのことなので魅力的な商品!欲しいです。
モンゴルから持ってきて建てたパオを見学させていただきました。日本なので床となる木デッキの部分とトップライトの部分は変更しているのですが、それ以外は現地と同じ。
中へ入ると、意外と広いという感じです。この中で家族が暮らす空間。丸い空間はなんとも落ち着く感じがします。皆が集っておしゃべりするのにいい感じがします。本場では、床に家畜のふんを敷き並べ発酵させて、その上にシートをかぶせて床にすることで、発酵熱をつかった天然の床暖房になるというのはまさに非電化です。
壁を彩る黄色い布をめくると、ラチス状の壁の骨組みと、先程のスリッパと同じモンゴルフェルトがみえます。足元と壁がつながっていました。夏場はすそをめくって天窓へと風の流れをつくります。
遊牧民が自分で建てる家。セルフビルドの空間の魅力にとりつかれそうです。
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