TOTOショールームでキッチンなど水回り設備を選定してきました。今回は、TOTO「きれい除菌水」がキッチン選定のポイントになりました。「きれい除菌水」とは?調べてみると、掃除が楽になること、洗浄と除菌の違いについて学ぶことができたので紹介します。
蛇口から出る「きれい除菌水」
SKハウスのお施主さんとキッチン選びしている際に、ショールームの担当者から「蛇口からきれい除菌水が出ます」と聞いて?となりました。写真の水が出ているのが普通の蛇口。その左の蛇口からきれい除菌水が出ます。
TOTOのHPで確認すると、水を電気分解して次亜塩素酸を含む水をつくる仕組みとのこと。しかも、時間が経つと水に戻る。
除菌水をかけるとヌメリを抑制する効果があるようです。
洗剤いらずでお手軽にきれいになるのか!と思いました(調べると違いました)。
元々は便器をきれいに
ショールームできれい除菌水のことを聞いてみると、便器の汚れを抑制するために開発されたということを教わりました。きれい除菌水を便器にかけると、黒ずみ等の汚れを抑える効果がある。【TOTOのHPはこちら】
そのきれい除菌水が、TOTO製品のキッチンや洗面台にも反映されています。
確かに洗面台にもきれい除菌水と書かれています。
洗浄と除菌があるということ
除菌という言葉をよく理解していなかったので、「除菌水さえあれば、洗剤いらないのかな?」と感じたので調べてみると違いました。
いろいろ探していて一番分かりやすかった図。衛生スタイルというHPの「衛生の基礎知識④洗浄・除菌(サニテーション)」が分かりやすく解説されています。
・汚れは洗剤で落とす。そして菌を落とす。
・その後に、除菌を行い、今後汚れにくくする。食中毒等を起こしにくくする。
この2点から言えるのは、通常通りキッチンの汚れは洗剤等で行う。その後にきれい除菌水を使うと、汚れのもとになる菌の繁殖が抑えられるので、汚れにくくなるということでした。
キッチン選びのポイントの一つに
TOTOHPに掲載ありましたが、まな板やふきん等の衛生管理面でも「きれい除菌水」は、便利で家事を楽にしてくれそうだなと感じました。
キッチンには、コンロ、食器洗浄機、素材、色、収納の内容など選定時に決めることが沢山あります。また、それらの内容により、どこのメーカーのどの商品を選ぶか考えることになります。今回は、「きれい除菌水」という、使い出してからの機能・性能もキッチン選びのポイントになることが分かりました。
SKハウス竣工後、きれい除菌水を使ってみての感想が楽しみです。
障子を活かすリノベーションSKハウス
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