シナランバーを使ってこたつをリメイクDIYしました。環デザイン舎の打合せテーブルです。打合せ時に資料が多いことと、コロナ対策でアクリル板を設置していることから、広いテーブルへリメイク。今まで利用していたこたつの脚を使って天板のみ交換。GWにStay Home時のDIYプロセス紹介です。

シナランバーでこたつリメイクDIY用の材を調達加工

天板は、シナランバーです。ローコストで白木なので、普段の住宅設計にもよく使う材料です。天板がしなりにくいように厚みは30ミリにしました。この厚みになるとホームセンターでの取扱は無いので、正木屋材木店さんへ発注。

シナランバーサイズは910×1820ミリ。1820ミリは部屋の広さに対し大きすぎるのとしなるのが心配だったので、1600ミリにしました。丸のこでカット。曲がらないように、合板を定規代わりに利用。きれいに切れました。

自然塗料で塗装

シナランバーを塗装する前に、やすりがけ。やすりをかけるとザラザラした表面がすべすべになります。目の粗いやすりのあとに目の細かいやすり二度がけです。

塗料は、以前試し塗をしたサンプルが残っていたので、オスモフロアークリアーエクスプレスを使いました。全面1回塗までできました。

天板なので汚れにくくするために2度塗りはしたいところ。そこで、もうひとつユーロオイルのサンプルも残っていたので、上塗りしてみました。さすがに、乾くのに時間かかりました。1週間くらい放置しましたが、さわるとなんとなくペタっとします。しかし、水滴は跳ね返しています。徐々に馴染むこと期待。

木口テープは木工用ボンドと併用で

木口テープはネットで取り寄せました。もちろん幅は30ミリ。以前現場で、大工さんが、木口テープに木工用ボンドを塗ってから貼っていました。木口テープにはテープが付いていますが、ボンド使った方がはがれにくくてお勧めとのこと。

なんとか木口テープ貼れました。ボンドつけたおかげでしっかりとついています。塗装が前後してしまいましたが、木口テープの上も塗装完了。

脚の取付

天板が完成したところで上になる面をひっくりかえし、裏側に今まで使っていたこたつの脚をのせます。中心に来る位置で場所決め。動かないように金物で取り付け。

天板とこたつ脚を止める金物は、ホームセンターで購入。将来的に取り外しができるようなものを選びました。天板側に、ナットが固定されているプレートを取り付け。

こたつ脚の方にボルトを通せるL型金物を取り付け。ボルトを外せば、天板と脚を分離できる仕掛けです。

こたつのリニューアル座卓完成

こたつのリニューアルDIY完了です。無事、打合せテーブルとなりました。資料を置いて、コロナ対策のアクリル板置いても広々使いやすくなりました。ちなみにリニューアル前の様子は【コチラ】

天板の塗料は、今後、汚れやすくなってきたら、新しい塗料を塗ってどの商品がよいか試していきます。

DIYは面白い。作業手間はかかるのですが、あまりコストかけずに、おためしでリニューアルできます。自分で手直しできると、劣化してきたときの対応力もUP。設計面でも自分で実験してみて、実際の設計へも役立つなと思います。

DIYもある家づくり、建物づくりしたい方、募集中です。DIY込みの設計は、つくりながら考える余白があるようで、可能性も広がります。愛着も増し、面白い。道具が心配であれば、環デザイン舎の工具もレンタル可ですよ。

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