木材活用&中大規模木造化が熱いことになっています。
日本の山を何とかしなければならない!という大前提が背景にあると思いますが、今年度末へ向けて、中大規模木造に関するプロジェクトが複数同時進行中、国内北へ南へと出張づくしです。それだけ、木をつかうことをより一層普及する時代と感じています。
林野庁と国交省系列の調査事業が複数進行しています。まとまると、中大規模木造化がより取り組まれやすくなると考えられます。そのために、調査や委員会など開催中です。先日は、高知へ調査に行ってきました。木造化、木質化された医療・福祉施設でしたが、発注者の木に対する効果効能の期待と実現力、設計者の対応力を実感しました。
こちらは、今年度で7年目となる、木造化技術支援事業。今年度から、地域協議会への支援となり、より一層民間からの木造化への期待が高まっています。本年度は、高知県内の物件への支援へ関わらせていただいています。偶然にも高知へ行く機会が重なっています。
休校になっている校舎の木造化木質化リノベーションを高知県産材活用と普及へ向けた取り組みです。リノベーションプランは、今後の休校活用の参考となるようなアイデアです。県内の素材生産体制には、乾燥機がしっかりとあり、今後の設計者等との関係づくり等展開中です。
昨年度から、2年目のCLT設計支援事業。本年度は、北海道の足寄町のCLT物件支援へ関わらせていただいています。
北海道内でのCLT技術者育成も期待された、ワークショップを開催しました。構造設計者や木材関係者などの意見交換も刺激的で、ワークショップを通じて、CLTの使い方や設計方法など考え方の広がりがありました。建物の実現楽しみです。こちらの事業は、まだ、支援先を募集中ですので、日本CLT協会のHPをご覧ください。
事業は異なれど、共通して木材活用のプロジェクトが複数同時進行中です。とてつもない量の木材・中大規模木造情報に接しています。木材、木造化普及のために、膨大な情報をいかにわかりやすく、活用しやすい情報にできるかが求められています。年度末へ向けて、頑張ります。
これから、森林環境贈与税による、さらなる木材活用も期待されます。ぜひ、木材関係者の皆さん、頑張ってください!