古民家リフォーム。建具枠工事がおさまったところで、塗装工事です。
建具枠、敷居、無垢フローリングへ塗装していきます。今回の塗装屋さんは、塗装の知識と経験豊富でいい仕事してくれました。
露出した梁や古い木戸などを、他の柱梁とバランスを整えた色調に整え再塗装しています。
一番大きな建具が塗装されることで、ツヤや色調が一段と良くなり生き返った感じがします。建具の表情自体がインテリアの大きな構成要素なので、塗装の重要性を実感です。
塗装屋さんと話しをしていろいろ教わりました。いわきの塗装屋さんの親方で塗装の知識と経験豊富なところがあり、そこで修業されたこと。古民家の色合いを整えるには「べんがら」が必要なこと。通常のペンキで塗ってしまうと古材の独特な色合いが出せないことなどを教わりました。なるほどです。確かに古民家再生された物件を数件見学したことがありますが、古材の色味で気になっていたことの理由が分かりました。古い建物を再生する技術は、昔からの技術を学んでいる職人さんに教わることが大切です。
他にも、木の樹種によって塗料ののりが異なること。今後建具の樹種と塗料指定の必要性も実感です。別な工事でも塗装屋さんが指定できれば、またお願いしたい塗装屋さんです。
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