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古民家改修OKハウス。天井の断熱・仕上げ工事完了後は、床の解体です。古い丸太大引き出てきました。
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昔使っていた囲炉裏後も出てきました。なぜか囲炉裏回りには大きな石がたくさんありました。もしかしたら、蓄熱材として集めていたのかもしれません、そうだったら面白い!お施主さんは、なぜ、こんなに石があるのかは知らないようでした。なぜでしょう?解体進むといろいろな発掘発見あります。
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床の間の南側にある部屋の畳をはがすと、荒床の一部の板が切り欠かれているので開けてみると囲炉裏がでてきました。
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お施主さんに伺うと、存在自体を知らなかったようです。100年前以上昔の囲炉裏かもしれません、その当時の炭など発掘です。昔は、居間以外にこの部屋だけには囲炉裏がある生活していたんだということが分かります。
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畳をはがし続けると、荒床に不思議な筋、切り込みが多数あります。大工さんに聞くと、板が厚く、曲がりが生じていたものを調整したのではないかということでした。
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昔の便所脇にあった手洗いの流しです、銅板を折り加工したものです。
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これをひっくり返すと昭和4年9月につくったことがわかりました。上小川や久ノ浜という地名が読み取れます、そのあたりに住んでいる大工さんがつくったということでしょうか?
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新建材で覆われていた壁をはがしてみると、昔の土壁があらわれ、いつの時代かわかりませんが学校の時間割発見です。6時間授業をびっしりやっていたんだなあと。古い建物解体すると、様々な時代のいわき生活の一端垣間見ることができました。

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