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細かすぎる要望も住まいづくりのデザインには必要です
店舗を住宅へエコリフォームのTTハウス。リフォームプランが詳細部まで打合せ進んでいます。今回はお施主さんの奥様のこだわりがつまったキッチンまわりの検討が進みました。奥様から、「主人から、プランへの要望が細かすぎるのではないか?と言われたのですが。大丈夫でしょうか。」ということを聞かれました。私は、お施主さんの要望をたくさん引き出し、伺い、よりよいデザインをまとめていきたいと考えながら家づくりに取り組んでいるので、大歓迎です。そんなわけで、数案検討したキッチンまわりの骨格がまとまり、家具や詳細部分の検討を行いました。

リフォームは枠の中におさめるからこそ生まれる空間があります
リフォームは建物の形状が決まっているため、そこへどのように新たな住まいの空間をデザインできるかが醍醐味です。今回のリフォームでは、以前厨房だった空間に、キッチン、浴室、洗面、トイレ、家事室をレイアウトすることになりました。制限があるからこそ各部屋の関係づくりをお施主さんと相当数検討を重ねました。一度まとまったプランも、しばらく見ていただき、生活をイメージするとやはりここはこうしたほうがいいという要望がわいてきます。湧いてきたイメージが大切です。新たな要望を反映したプランがまとまるといいプランになってきます。キッチン背面に家具と家事室があり回遊できるプランがまとまりました。
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造作家具だからこそ自由な形+無印商品もアリ
3Dのおかげで、図面だけでは分かりにくい部分をお施主さんにご理解いただきやすくなり、細かい部分へも話を進めやすくなっています。3Dと共に、詳細確認したい部分や什器などとの取り合いなどは、やはり図面とスケッチで確認します。キッチン背面の両サイドから利用する家具内容の検討スケッチです。キッチンまわりの家具も当初は、キッチンメーカーの収納をご要望されていましたが、リフォームプランにおさめるためには、やはり造作家具となりました。キッチンまわりで大切なゴミ箱等は、無印の商品を活用します。いわきで、お施主さんがモノを確認し購入しやすいからです。また、造作家具でつくり込むよりはローコストにもできます。こちらの造作家具デザイン案と、お施主さんの無印セレクト商品を調整しながら造作家具や水まわりプランの検討を進めました。

いよいよ夏の工事着工へ向けて、最終図面まとめ作業進めます。
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