IMG_1536_R
250年もの古民家エコ&バリアフリーリフォーム。先日、打合せへ伺うと、ご高齢のお母さんが在宅されていました。だんだんと歩くのに杖が必要になり、住まいの中のちょっとした段差もまたぐのが大変です。以前土間だった部分を室内化していることもあり、敷居の段差があります。建具が多く、壁が少ないこともあり、手すりは床と天井を突っ張るものを使うしかありません。実際に歩いている様子などを拝見できたことで、よりバリアフリーな床づくりの必要性が分かります。
とても広い家なので、段差の解消と共に寝室と水まわりを近くして行き来を楽にできるようなプランを作れるかも検討しどころです。民家特有の田の字プランから高齢なお母さんもすごしやすいプランへできるのかが問われます。在来工法住宅のリフォームプランを考えるのとはまた異なる考え方が必要なことが分かってきました。
プラン検討も同時に進めつつ、これから、現況調査を1カ月ほどかけて行うことになりました。既存の柱梁の状態や天井裏、床下など調べごたえあります。久しぶりに、古民家調査道具の準備です。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事