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帰省した北海道は雨。涼しいというより寒く、雨上がりには蒸し暑さが戻ってくる微妙な天気でした。例年のように住いの断熱が効いていてることが災いして、熱がこもる夜を過ごさなくて済みました。暑さの質や期間が異なるので、クーラーもなく、北国の根本的な住いのつくりや生活が異なることを毎回実感します。昔は住んでいたんですがすっかり忘れています。
そして、定期的に関東方面へは仕事へ出ているのですが、まとまった期間福島を離れ、実家で過ごして感じるのはやはり、意識的・無意識的に毎日、放射線のことや地震、震災復興に関することを考えている、感じているということでした。被災地の外からでは分かりにくい感覚かもしれません。逃げたり、おびえたり、ネガティブな発言を続けるのではなく、今の状況や環境に対しどう考え行動していること・状態。ある意味、共存?というかニュアンス的には共在という感じです。
普通のこと+αが必要ですが、それ自体が日常的になっている感じなのかもしれません。ほとんど寝てばかりの北海道でしたが、まったく今回の震災や原発と関係なさすぎる土地で過ごして感じ、少し自分的にも整理できた感じです。
北海道の人たちと話して、身近な人たちでさえ、状況はメディアを通してしか分からずもどかしい日々を送っていたことを感じつつも、こちらも福島の状態を伝えきれないとも感じました。やはり、来てみて感じてもらいたい。いろいろやることあります。
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やっぱり札幌といえば、サッポロビールとジンギスカン。他にもいいとこ、美味しいものたくさんあるのは分かっているのですが、夏は大通りのビアガーデンに行ければ足を運んでおきたいんです。季節ものです。発見ありました。以前来た時よりも食べ物の味が格段によくなっていて、メニュー構成も以外に面白い。質の時代です。
建築も食も質の追求。
様々な質があると思いますが、だれとどのようにつくりあげていくかが大切で、楽しみです。
よく寝て食べて復活したので、今年も後半戦頑張ります。

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