急ピッチで堆肥小屋の設計をしています。
堆肥小屋とは、農業に重要な有機肥料をつくるためのストックヤードであり調合施設になります。もちろん大型な堆肥製造を目的とした施設もありますが、今回はほぼ自家消費のための施設です。
当初は、牛フンや鶏糞などが雨をしのげる屋根があればよい東屋のようなものと考えていましたが、実際に設計しだすと奥が深いんです。
なぜか?それは、有機農業の要であり、いかに作業を効率化できるレイアウトや高さの設定などを検討しなければならなく、またローコストで構造的にも安心な架構が求められます。
そして、堆肥小屋にももちろんデザインは大切です。地形から考える屋根の勾配。できるだけシンプルでありながらも構造的なバランスを考えた骨組みと筋かいの配置。作業のしやすい仕切りや建具の納まり。
想像以上に面白いビルディングタイプの設計作業が続きます。

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