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いわきの在来種大豆「さと豆」100%のさと豆味噌を小分けタイプで販売開始できました。小分けタイプ用のラベルを今回デザインしました。
さと豆味噌を仕込んだときは、たくさんあり売れ残るか心配だったのですが、ご好評につき残り20個となってしまいました。さと豆味噌づくりの企画、栽培、加工、デザインに取り組んで、あっという間の1年間+α。
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田人の蛭田ちいさんのさと豆味噌がものすごく美味しかったので、さと豆を分けていただきました。赤茶色の色合いが特徴です。
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生木葉ファームさんで無農薬栽培を行い、播種、収穫脱穀を体験イベントで参加者を募り開催しました。
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収穫できたさと豆は、ヤマブン味噌醤油醸造元さんで自家製玄米糀で仕込んでいただき1年寝かせました。
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さと豆味噌小分け販売と来年用のさと豆味噌仕込みを見学する体験イベントを開催し、さと豆味噌を使ったランチを味わい美味しさ実感しました。<イベントの様子はコチラ>

さと豆を分けていただいたところから、味噌づくりの企画、栽培、農業体験、加工、パッケージデザイン、販売&試食体験イベントの一連のデザインに取り組みました。とても長い取り組みですが、素材から建築作るみたいでした。豆をつくって味噌つくり売るだけのことなんですが、さと豆と味噌を通してたくさんの方との出会いがつくれて、食べたい!という方がいらっしゃることに感謝です。きっと、美味しい、楽しい、欲しいがデザインできれば、在来種も継承できる可能性が広がるんだろうなと感じました。来年用のさと豆味噌も仕込んだので、次なる栽培と販売をコツコツ続けていきたいと思います。

偶然にも、最近、地域の食材を活かすデザインのプロジェクトが続いています。ただデザインするだけではなく、食材や場所の可能性を磨き、お客さんへより魅力的につなげる方法と表現をどのようにデザインできるか。全体を考えながら、話しあい少しづつかたちにしていくプロジェクトです。ineの会で取り組んできたことが、福島県内のいろいろな食材等へ展開中です。

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