いわき市内の農家さんのお米倉庫が竣工しました。【STソウコ詳しくはこちらもどうぞ】。プランを検討し続け理想の倉庫&農作業スペースができました。コストパフォーマンス考えカーポート造&木造へ。

高齢化に伴う田んぼの集約化

集落で米づくりをしていた方が高齢化により、栽培し続けられない状況へ。そこで、お施主さんが複数の田んぼをまとめて面倒を見ることになりました。そうなると、収穫したお米を貯蔵するスペースが今まで以上に必要になります。これから、この集落の田んぼを守っていくぞ!という強い思いから、お米倉庫の建設が始まりました。

木造からカーポート造へ

最初は、木造瓦屋根でつくる計画でした。せっかくつくるなら、たっぷりスペースが欲しいとプランが広がりました。しかし、想像以上にコストがかかります。そこで、内容を精査し、お米の倉庫だけでなく、雨の日でも作業しやすい下屋空間ができるだけ広く必要、軽トラも寄せ付けやすいとよいということがまとまりました。

最初、予算にあう木造で最大限下屋空間確保を考えていました。しかし、もっと広く欲しいと考えた時に、カーポートは柱少なく広い下屋空間を確保できることに着目。急きょ設計変更し、カーポートの下に木造の倉庫を組立てる案をつくりました。お施主さんの要望にも合致。

土間を広く取ったのと、もともとはカーポートなので、軽トラがとめやすい。実際に使い出すと、軽トラに濡れてほしくない道具などを積んでいるときは、屋根付きカーポートに停められるから安心とのこと。

倉庫の隣には、屋根なし土間も広く確保。これから増えるであろう、農業資材を今後保管しておける場所を作っておきました。今後いかようにも使いやすいスペースです。

室内壁は仕上げずに、柱など露出。棚など増設しやすくしています。天井には断熱材を入れたのでプラスターボード素地仕上げ。夏の暑さ軽減します。

外部には人感センサーライトを設置。夜でも作業しやすく。外部でも作業しやすいよう外部コンセントも設置。

シンプルに最大限下屋空間と倉庫空間を確保する、カーポート造&木造倉庫ができました。

これからの稲作に期待です。毎年新米の季節が楽しみです。ぜひ、いわき産米召し上がってください!

いわきの美味しいお米味わってみたかったら、農家さん紹介しますよ。

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