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古民家リフォームOKハウス。工事始まり、解体進み、床も解体するのかと思いきや、足固め作業を先に進めています。大工さん曰く「大きい屋根に大量に瓦のっていて、壁も少ないので、足元固め、耐震壁もつくってからでないと床は壊せないだろう。」。確かに、建具をすべて取り除くと、柱が傾いているのがよくわかります。少しづつ解体しながら、状況確認し、工事の手順や納まりなど検討を進めなければなりません。古民家のリフォームは築20~30年の住宅とは異なる工事プロセスが必要です。工事しながら再設計という感じもあります。
先日、現場へ行くと、外周部の足固め土台を新設した部分へ大工さんが、柿渋を塗っていました。トミヤマ柿渋です。大工さん曰く「土台等に防腐処理をするのには、昔から使っていて、塗る大工にも優しい柿渋が一番だ。薬品系の防腐剤塗ると、頭がクラクラして大工に優しくないよ。アレルギー反応示す大工もいるからね。住まい手さんが生活する部分に頭がクラクラするような防腐剤塗るのはよくないだろう。」と。
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大工さんに、柿渋情報いろいろ聞いてみるとトミヤマ柿渋が混ぜ物入っていなく、防腐剤としてももちがいいとのこと。外壁に塗装として使うのもいい味わいの色味が出るらしく、これからいろいろと使ってみたいです。
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実は、少し前に、田のあみ米を保管するのに、いい方法はないかとネットを調べていたら、柿渋塗り米袋がいいというので、購入しお米を保管中です。今のところ、米虫の被害が見られません!すごいぞ、柿渋。ということは、自分で、柿渋を購入し、米袋へ塗装すればいいということかなと。時間つくって、柿渋購入し、米袋塗装と共に、住まいの木部へ塗装し経年変化調査もしてみたいところです。

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