築9年の中古住宅をリフォームKSハウス。以前住まわれていた方が退居され、引き渡しとなったので調査に伺いました。ぱっと見きれいそうに見えるのですが、約十年住まわれた跡はいろいろ気になる劣化も感じます。地震でひび割れが入り切れているクロス。水まわりの住宅設備機器の劣化も気になり、やはり交換したくなります。お施主さんと一緒に現状確認しながら、リフォーム内容の優先順位を確認しました。やっぱり現状見ながらでないと決められないことがたくさんあります。予算の中でどれだけより効果的なリフォームができるかがこれからのデザインです。立地としてとても眺めのよい2Fリビングダイニングなので、より快適性のUP大事です。
2Fにはロフトがあり、登ってみると案外広いんです。お施主さんと話していると、いろいろな使い方リフォーム案が広がります。
2F天井の点検口から中を見ると16Kの断熱材を発見です。2Fリビングダイニングなので、夏は暑くなりやすそうなのでもう少し断熱強化したいところです。
1Fの天井点検口をのぞくと、ものすごい量の配線が集中しています。将来的な更新も考えた配線配管方法を考えるのも必要だよなあと感じつつ、今後の改修の中での配線配管ルートの検討も大切です。中古住宅や既存住宅リフォームは、本当に様々な条件がありますが、今回は2F集中の予定です。これから、コスト、要望、デザインのバランス検討しながら進めます。
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