久しぶりに、福島市へ行ってきました。せっかくなので、2年前に設置した国産小型蓄熱式薪ストーブがその後どうなっているか確認に、お邪魔してきました。2年前に設置した時の様子はコチラ。
本体部分が劣化して割れたりなど、燃やし過ぎて壊れた等の症状もなく、健在です。さすがの性能です。利用状況を伺うと、1日3回薪をくべるだけです。事務所は広く、断熱性能は内窓UP程度なので、もう少し断熱性能欲しいところだったのですが、朝は立ち上げ時にエアコンを使いますが、帰るころにはよく温まっているということでした(住宅だと連続運転できてより有効です)。問題なく利用頂いていることを伺えて、何より安心しました。気がつけば設置から2年たっていたことに驚きです。あっという間です。
同時期に竣工した、アグリエコステーションやNNハウスの高断熱性能&薪ボイラー床暖房の効果も伺えました。断熱性能は十分で、床暖房入れると暑いくらいなようです。断熱性能や暖房機の効きが悪いよ、と言われなくて安心と共に、今後もお勧めできると実感です。
玄関脇には杉の薪がつまれていました。
煙突の方も問題ありませんでした。蓄熱ストーブは高温で燃焼するため、ススも少なく、メンテナンスが楽だということです。煙もほとんどないので、近隣からのクレームもありません。
私のブログで、国産蓄熱式薪ストーブを検索いただく方が非常に多いです。先日は、私のブログを読んでこちらの事務所に見学に来た方もいたようです。また、最近の住まい相談でも薪ストーブニーズが結構あります。両方の話から薪ストーブについて感じることまとめ。
①杉を使うという視点やメンテが楽、薪投入回数が少なくてよい、輻射熱の快適性であれば、蓄熱式薪ストーブがおすすめ。
②薪ストーブで煮物やピザ焼いたりと簡単な調理をしたい場合は、鋳鉄の薪ストーブがおススメです。
どちらのニーズも住まい手さんそれぞれにあります。お好みの方でどうぞ!
これからも薪ストーブ検討中の方へは、国産(国外も含め)蓄熱式薪ストーブをすすめていきたいと思います。